今日から始めるモバイル決済

新しい「ANA Pay」はApple Pay/Visaタッチ対応、マイル払いも可能に “ガチンコ勝負”で巻き返し図る(2/2 ページ)

» 2023年05月23日 20時05分 公開
[石井徹,ITmedia]
前のページへ 1|2       

ANA X轟木社長「ガチンコ勝負ができるようになった」

 ANA Xの轟木一博社長は、「ANAのマイルが、いつでも、どこでも、何にでも、使えてためられる」という経済圏構想を紹介し、その基礎となる機能を整えたと強調した。

ANA Pay ANA Xの轟木一博社長

 ANA Payはコロナ禍の2020年12月、JCBが提供するコード決済基盤「Smart Code」対応のコード決済サービスとしてスタートした。提供対象がANA JCBカードユーザーに限られていたことから、会員数が大きく伸びることはなかった。会員数は2023年5月時点で10万人強、アクティブユーザーとしては10万人以下としている。旧サービスについては、2023年11月に提供終了となる予定で、既存ユーザーには新サービスへの移行を促していく。

 轟木社長は「(旧サービスのANA Payは)提供準備を急ぎすぎた。決済サービスはただでさえ黒字化が難しいが、提携カードや支払いで使える規格も限られており、とても十分とはいなかった」と振り返る。その上で「新しいANA Payは幅広いユーザーに受け入れられる決済インフラツールとして規格してきた。提供開始により、いよいよガチンコの勝負ができるようになった」と語った。

 ANA Payのリニューアルを契機に、ANA Xは決済市場での巻き返しを図る。具体的には、2023年度に決済規模で100億円、ユーザー数は100万人弱を目指す。事業運営としては短期での黒字化を目標とせず、航空事業や旅行事業などを活性化させるための基盤として成長させていく方針だ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  3. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  4. 「iPhone Duo」は買いか見送りか――賛否 そんな中、登場した「iPad mini」は誰向け? (2026年10月27日)
  5. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. 新型「iPad mini」発表 有機EL搭載で防水にも対応、5.4mm/255gへと薄く軽くなって11万9800円から (2026年10月26日)
  8. 「Google Fitbit Edge」先行レビュー:画面付き、Google マップ対応の実力は? Fitbit Airとの1万円差を検証する (2026年10月27日)
  9. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  10. 折りたたみ「iPhone Duo」対応ケース12選 ヒンジ保護、スタンド付き、耐衝撃性能など多彩なラインアップ (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー