Xiaomiスマホで異色の存在 「Civi 3」は3200万画素“デュアルインカメラ”を搭載:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2023年08月01日 09時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 ハイエンドモデルからコスパに強い「Redmi」まで多数の製品を展開しているXiaomiのラインアップの中で、異色の存在が「Civi」シリーズです。上品なボディーカラーにセルフィーに強い高性能なインカメラを搭載した女性向けのモデル。2021年9月に初代モデルが登場してからほぼ半年ごとにモデルチェンジを行い、2023年5月に登場した最新モデルが「Civi 3」です。

Civi 3 セルフィー強化モデルの「Civi 3」

 Civi 3は4色のカラバリがあり、紫、ミントグリーン、ゴールド(ベージュに近い色ですが)の3色は背面をツートン仕上げにしています。グレーモデルは黒に近い灰色一色で、こちらは男性もターゲットにしているのかもしれません。

Civi 3 4色のうちパステル系のカラーはツートン仕上げ

 プロセッサはMediaTekのDimensity 8200 Ultra、メインカメラは5000万画素のミドルハイレンジクラスの製品で、価格は2499元(約4万9000円)から。上海のXiaomiストアで実機を見てきましたが、展示の仕方も上品な印象です。

Civi 3 ミドルハイレンジモデルだ

 カメラは最近主流の円形台座にトリプルカメラを配置していますが、背面中央ではなく片側に寄せたことでデザイン上の工夫を凝らしています。広角5000万画素、超広角800万画素、マクロ200万画素と組み合わせはオーソドックス。光沢感のある背面は手で握ると指紋の跡がやや残りますが、付属のクリアケースを付ければ気にならないかも。

Civi 3 円形のカメラデザイン

 本体サイズは71.7(幅)×158.7(高さ)×7.6(奥行き)mmと薄めで重量は176gと軽量です。バッテリーは4500mAhで67Wの急速充電に対応します。側面から見るとカメラの出っ張りはそれほど目立ちません。

Civi 3 176gと軽量薄型だ

 2022年発売の前モデル「Civi 2」と比べてみました。Civi 2は細かいテクスチャーで仕上げた上品さを感じるデザインでした。Civi 3は一転してかなりカジュアル感が強くなっています。ファッション端末でもあるために、これくらいのイメージチェンジがなくては消費者に飽きられてしまうかもしれません。Civi 2もしばらくは併売されるので、全く異なる外観のモデルならバッティングもしないでしょう。

Civi 3 Civi 2(左)とCivi 3(右)

 カメラのUIは画面スワイプでクイック設定が開ける最近のスタイル。「More」にさまざまなモードがあり、メインカメラでも撮影を楽しめます。

Civi 3 カメラのUI。Photoのクイック設定と、Moreに含まれる多数のモード

 さて、Civi 3の最大の特徴は前面のデュアルカメラ。3200万画素カメラを2つ搭載しており、広角側はF2.0と明るく夜間のセルフィーにも強く、超広角側は4K動画の撮影も可能です。2つのカメラはiPhone 14 Pro風のデザインです。

Civi 3 デュアルインカメラ

 実際にセルフィーを撮ってみましたが、男性の顔も自然に仕上げてくれます。Xiaomiの美顔効果はかなり前から女性向けと男性向けのパラメーターを変え、被写体の性別に応じて最適なエフェクトを与えてくれます。男性向けの黒モデルがある理由も分かる気がしました。

Civi 3 男性のセルフィーもいい感じだ

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