“プレミアムスマホ”の世界市場、折りたたみ隆盛で拡大──Counterpoint調べ

» 2024年01月03日 11時08分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Researchは1月2日、プレミアムスマホの2023年の世界市場調査結果を発表した。同社は600ドル(約8万5000円)以上のスマートフォンを「premium smartphone」と定義している。

 スマートフォン全体の世界市場が縮小する中、プレミアムスマホの2023年の販売台数は前年比6%増加し、市場全体の4分の1近くを占める見込みだ。2016年の3倍になる。

 premium 1 プレミアムスマホがスマホ全体の販売に占める割合推移(Source: Counterpoint Research’s Market Pulse Service。2024年第4四半期の値は暫定値)

 同社はプレミアムスマホ市場成長の理由を「消費者が長期間使用できる高品質の端末を購入するために、高額を支払うことをいとわなくなっている」ためとしている。

 メーカー別では、米Appleが圧倒的首位だが、2022年の75%から4ポイント減の71%とシェアを減らした。2位以下の順位も前年と変わらず、韓国Samsung Mobile、中国Huawei、中国Xiaomi、中国OPPO。プレミアム折りたたみ端末「Galaxy Z Fold5」などが好調のSamsungは1ポイント、「Mate 60」シリーズが中国で好調なHuaweiが2ポイントシェアを伸ばした。

 premium 2 2022年と2023年のメーカー別プレミアムスマホシェア(Source: Counterpoint Research’s Market Pulse Service。2024年第4四半期の値は暫定値)

 Couterpointは、「折りたたみ式もプレミアム市場の差別化要因として浮上している」としている。また、プレミアム市場の成長をけん引しているのは1000ドル以上のセグメントで、2023年のプレミアム市場総販売の3分の1以上を占めたという。Appleの「iPhone 15 Pro Max」、Samsungの「Galaxy S23 Ultra」と折りたたみ、米Googleの「Pixel 8 Pro」などが1000ドル以上だ(Googleは「その他」に含まれる)。

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