「作文」の画面が表示されたら、「ChatGPTで作文」とある欄に、プロンプト(指示文)を入力しよう。例えば「取引先の編集者に向けて、新製品のレビュー記事の企画を提案するメールのひな型を書いて」と記載することで、それに応じたメール文の下書きが自動で生成される。
指示によっては「ChatGPTから詳細を求められています」のような画面が続くので、必要に応じて情報を追加し、下部の「アップデート」をタップしよう。
情報を入力してから「アップデート」をタップ(画像=右)
もし、生成されたテキストに満足できない場合は、「ChatGPTで微調整」の欄に再度指示を入力したり、「書き直し」や「よりカジュアルなトーンで書き直す」などの選択肢をタップすることで、内容をさらにブラッシュアップできる。
修正なしで使えるクオリティーにするには、内容や運、プロンプトの工夫度合いが絡んでくるだろう。筆者個人としては、冠婚葬祭や部署移動などにまつわる社交辞令のようなメールのひな型を考えてもらうことで、かなり時短につながると感じている。もちろん「メール」アプリだけでなく、「メモ」や「Pages」など、複数のアプリで作文ツールを試してみるとよいだろう。
なお、本記事では詳細な手順を省くが、作文ツールは新たな文章を生成するだけでなく、既存のテキストに対するリライトにも役立つ。
エディタ上でテキストを選択した状態で「校正」や「書き直し」などの選択肢をタップしよう。「校正」では文法ミスや言い回しの改善を提案してくれ、「書き直し」では内容を保ったまま表現を変えてくれる。
特に「フレンドリー」や「プロフェッショナル」「簡潔」など、文体を指定しての変換ができるので、手動で雑に入力した下書きを元に、整ったメール本文などを生成してくれるだろう。
iPhoneの「メモ」に描いた“手描きイラスト”から画像を生成できる「画像マジックワンド」の使い方とコツ
自由な言葉でオリジナル絵文字を生成できる「ジェン文字」の使い方 Apple Intelligence対応のiPhoneでトライ
日本語対応したApple Intelligenceで、“消しゴムマジック”的な「クリーンアップ」を使う方法 写真アプリで完結
Apple Intelligenceで、保存した写真/動画からメモリームービーを自動生成する “自然な言葉”で内容を指示できる
iPhoneの使い方が劇的に変わる? 日本語対応した「Apple Intelligence」を試す
2025年は「スマホAIのエージェント化」が進む アプリも巻き込んでエコシステムが大きく変わる予感
「Galaxy S25」シリーズが“Androidを再構築”したといえるワケ GoogleとAI強化も差別化には課題もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.