レンタルバッテリー「CHARGESPOT」、急速充電USB PD対応モデルを開発

» 2026年01月13日 20時40分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 INFORICHは、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」において、急速充電に対応した新型バッテリーの開発を完了した。2026年1月から中国国内で展開を開始し、その後は香港、オーストラリアへと順次供給を広げ、日本国内では2026年4月以降に提供を開始する。

CHARGESPOT 急速充電 「CHARGESPOT」

 2024年以降、欧州連合(EU)の規制によりスマートフォンの充電ポートはUSB Type-Cへの統一が義務化されたことに伴い、USB Power Delivery(USB PD)やProgrammable Power Supply(PPS)といった高速充電規格への対応が世界的に進んでいる。USB PDは接続機器に合わせて電力を自動調整し短時間で充電する仕組みであり、PPSは電力の量をより細かく調整する技術だ。スマートフォンの買い替えサイクルが長期化する一方で、アプリや端末の高機能化によりバッテリーの消耗スピードは増加している。利用者はより早く、効率的な充電を求めており、CHARGESPOTはこうした技術動向と需要拡大を踏まえて新型バッテリーの設計を行った。

 CHARGESPOTの新型バッテリーは、出力が従来型の出力7.5Wから18Wへと向上。容量についても従来の5000mAhから8000mAhへと増強している。搭載端子はUSB Type-CとLightningの2種類で、今後はUSB Micro-Bを含めた3端子タイプの展開も予定している。給電エリアについては、2026年1月に中国と香港、2月にオーストラリア、4月に日本という工程で進める。日本国内での初回提供準備数は5000個を予定している。

CHARGESPOT 急速充電 INFORICHが公表したモバイルバッテリーの新旧比較表。CHARGESPOTの新型バッテリーは、出力が従来型の出力7.5Wから18Wへと向上。容量についても従来の5000mAhから8000mAhへと増強している。搭載端子はUSB Type-CとLightningの2種類で、今後はUSB Micro-Bを含めた3端子タイプの展開も予定している

 なお、バッテリースタンドからのレンタル時に、利用者が急速充電タイプを任意に選択することはできない。利用料金については現行の設定から変更はない。

 同社は需要に合わせて新型バッテリーの展開数を順次増やしていく予定で、展開地域を含む詳細な情報は国内展開のタイミングで改めて案内するとしている。

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