これは光るモバイルバッテリーなのか、それともモバイルバッテリーにもなるポケットライトなのか――そんな面白い製品がケンコープロフェッショナルイメージングから発売された。名を「Godox MA5R」という。
その名の通り、開発したのは「Godox(ゴドックス)」カメラの世界で有名な新興撮影用ライティング機材ブランドだ。
見た目は四角いモバイルバッテリーで、その実は全面LEDで撮影時に照明として使うというコンセプトで、MagSafeでiPhoneなどの背中にピタッとくっつくのが面白そうなこともあって使ってみた。
モバイルバッテリーとしても使える撮影用LEDライト「Godox MA5R」。左は私物のiPhone 17 Proで、こいつとのカップリングで試してみた。実売価格は9000円前後で、店舗によって若干幅があるサイズ感は「ちょっと厚めのモバイルバッテリー」といった感じ。バッテリーの容量は5000mAhだが、体積の半分はLEDライトでそっちが“主”であるから当然だ。
背面全体に白/オレンジ/緑/青のLEDがびっしり並べられている。その組み合わせで小さいながらさまざまな幅広い色の光を生み出せる。
単に明るく光るだけじゃないってのがGODOXらしいところだ。
光の色は本体のボタンを組み合わせて変えることもできるし、サッと変更したいならスマホの「Godox Light」アプリでも変えられる。MA5Rは、Bluetoothでスマホと接続すればコントロールできるのだ。アプリはiPhone(iOS)版だけでなく、Android版もある。
ではその効果をチェックしてみよう。
まずMA5RをiPhoneの背中にペタッと付ける。MagSafe対応なのでこれでOKだ。電源ボタンを、長押しするとライトが点灯する。
慣れないうちはちょっと持ちづらいが、最近のiPhoneなら上下から挟むようにもってカメラコントロールでシャッターを切ると安定すると思う。
90度傾けて装着するのも手だ。そうすると、MA5Rのパネルも見えるから現在の設定が分かるし、少し持ちやすくなる。
まず、日没直後の薄暗くなりつつある逆光シーンで効果をチェックしてみた。下の画像は、片方はライトなし、もう片方はMA5Rを背面に貼り付けて光らせて撮った写真だ。
どっちがどっちかは、分かるよね。逆光なのにライトのおかげで肌の色も出てる。
もっと分かりやすい例を行こう。夜、青LEDを中心にしたイルミネーショントンネルの中。ここだけ青い光なので、それを浴びた肌も青っぽくなってしまう。でも、MA5Rを背面にくっつけて光らせたら、この通り。違いは圧倒的である。
探してみると、スマートフォン用のミニLEDライトって幾つも出ているけど、MA5Rは発光面積が広いので、けっこうナチュラルな写りになるのもいいところ。内蔵のLEDライトより広い面積が光る上に、ちょっと強めなので写りも自然なのである。
人物以外でも、特に近距離だと効果が大きいのだ。ちょっと小さなエイリアンも撮ってみた。
これはなかなかよい。さらに、MA5Rには光を柔らかくするための「ディフューザー」も付属する。これを付けるとその分だけ光は弱くなるが、近距離のものを撮るときに使うとよい。
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