「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い”(2/2 ページ)

» 2026年04月29日 10時00分 公開
[佐藤文彦ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

バッテリー性能に大きな差はない

 バッテリーはiPhone 17eがビデオ再生最大26時間、iPhone 17はビデオ再生最大30時間となる。体感としては、どちらも極端な違いは感じない。1日の外出時だとやや心もとなく、途中で充電をしたくなることが多い。長時間の外出であれば、充電器やモバイルバッテリーが欲しくなる。

 参考までに、100%まで充電した状態から、YouTubeアプリにて動画の再生を行った。画面輝度、音量はいずれも50%でテストをしたところ、開始から30分後はどちらもまだ100%、開始から1時間後はどちらも98%と、あまり差が出ていない。

 そのまま動画再生を続け、開始から9時間が経過したタイミングでは、iPhone 17eが33%、iPhone 17が45%となった。じわじわと公称値通りの差が出てきたといえる。

iPhone 17eと17iPhone 17eと17 動画を再生してから9時間後のバッテリー残量。左がiPhone 17、右がiPhone 17e

 合計9時間の動画再生で12%の差がついた結果をどう捉えるか。日常的に9時間連続で動画を再生する機会はほぼないため、普段使いにおいて極端な違いは生まれないと感じる人もいるかもしれない。一方で、同じ端末を数年間使い続け、バッテリーが劣化していくことも考慮すると、よりパワフルなiPhone 17をチョイスしておく方が、安心感は強い。1〜2年での機種変更を検討している人でなければ、念頭においておくべきポイントだろう。

 バッテリー関連でもう1つ使い勝手を分けるのが充電速度。iPhone 17eは30分で最大50%、iPhone 17は20分で最大50%の充電が可能で、隙間時間に充電をしたい人からすると、バッテリー残量の余裕には大きく差が出てくる。MagSafeでの充電もiPhone 17の方が高速になっており、ちょっとしたストレスを感じにくい。扱いやすさという意味では、やはりiPhone 17に軍配が上がる。

ほぼ同じA19チップ搭載、性能差もあまり感じない

 iPhone 17e、iPhone 17はいずれもA19チップを搭載する。厳密には、iPhone 17eは4コア、iPhone 17は5コアのGPUを搭載しており、やや違うモデルとなるのだが、型番が同じというだけあり、使っていて体感できるほどの差はない。

 どちらもの端末も、ヘビーなゲームアプリでもある程度快適に動作する。長時間のプレイでは、発熱やカクつきが見られるシーンもあるが、それだけヘビーな使い方をするのであれば、Proモデルの購入を視野に入れるべきだろう。

 Geekbench 6でのベンチマークテスト結果は以下の通り。CPUスコアはさることながら、やはりコア数に違いのあるGPUのスコアに大きな差が出る。数字から見ても分かるように、ゲームアプリといったコンテンツをより楽しみたいのであれば、iPhone 17が優位になる。

iPhone 17eと17iPhone 17eと17 iPhone 17のCPUスコアとGPUスコア
iPhone 17eと17iPhone 17eと17 iPhone 17eのCPUスコアとGPUスコア

買い方次第ではiPhone 17eよりiPhone 17がお得に

 最後に販売価格についても見ていこう。Apple Storeでは、iPhone 17eが9万9800円から、iPhone 17が12万9800円からとなる。いずれも最小構成はストレージ256GBなので、iPhone 17に“+3万円の価値”を感じられるかが肝となる。

 iPhone 17eは、前モデルから価格が据え置きでありながら、ストレージは256GBスタートとなったことで、実質値下げされているという見方ができる。よりお得感が強くなったという意味でも、一括購入をするのなら、iPhone 17eは有力な選択肢となるはずだ。

 一方で、各キャリアにて端末購入プログラムを利用する場合は、月額料金の差がほぼないといっていいレベルにまで縮まる。また、MNPの割引を適用する場合は、いずれも月額1円、月額2円といったレベルまでランニングコストを抑えることができるため、iPhone 17の方がお得といえる。

 支払い方法や、契約方法によって出費は大きく異なる。価格がほぼ変わらないのであれば、廉価モデルより標準モデルを選ぶ方がいい。iPhone 17e、iPhone 17の購入に迷った場合は、目先の機能、一括購入時の金額だけでなく、支払い方法と月額料金にも着目して検討してほしい。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月29日 更新
  1. 修理費で13万円超えも 折りたたみスマホに「端末保険」が事実上必須といえる理由 (2026年04月27日)
  2. 相互交換が始まった「PayPayポイント」と「Vポイント」のお得な活用法 6月の“ルール変更”にも要注意 (2026年04月28日)
  3. iPhone 17/17 Pro/Airシリーズの純正ケースがセールで最大31%オフに (2026年04月27日)
  4. 「PayPayカード ゴールド」の特典変更は改悪? 損益分岐点を計算、年間100万〜220万円利用ならお得に (2026年04月28日)
  5. iOS向け「シンプルメモ」アプリ登場 思いついた内容を即メール送信 (2026年04月27日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
  8. 血圧を測定できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」 17%オフで約5万円に (2026年04月27日)
  9. 「Xiaomi 17 Ultra」と「Leitzphone powered by Xiaomi」のカメラはどう違う?【前編】 ベースXiaomi 17 Ultraの写りをチェック! (2026年04月28日)
  10. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年