バッテリーはiPhone 17eがビデオ再生最大26時間、iPhone 17はビデオ再生最大30時間となる。体感としては、どちらも極端な違いは感じない。1日の外出時だとやや心もとなく、途中で充電をしたくなることが多い。長時間の外出であれば、充電器やモバイルバッテリーが欲しくなる。
参考までに、100%まで充電した状態から、YouTubeアプリにて動画の再生を行った。画面輝度、音量はいずれも50%でテストをしたところ、開始から30分後はどちらもまだ100%、開始から1時間後はどちらも98%と、あまり差が出ていない。
そのまま動画再生を続け、開始から9時間が経過したタイミングでは、iPhone 17eが33%、iPhone 17が45%となった。じわじわと公称値通りの差が出てきたといえる。
合計9時間の動画再生で12%の差がついた結果をどう捉えるか。日常的に9時間連続で動画を再生する機会はほぼないため、普段使いにおいて極端な違いは生まれないと感じる人もいるかもしれない。一方で、同じ端末を数年間使い続け、バッテリーが劣化していくことも考慮すると、よりパワフルなiPhone 17をチョイスしておく方が、安心感は強い。1〜2年での機種変更を検討している人でなければ、念頭においておくべきポイントだろう。
バッテリー関連でもう1つ使い勝手を分けるのが充電速度。iPhone 17eは30分で最大50%、iPhone 17は20分で最大50%の充電が可能で、隙間時間に充電をしたい人からすると、バッテリー残量の余裕には大きく差が出てくる。MagSafeでの充電もiPhone 17の方が高速になっており、ちょっとしたストレスを感じにくい。扱いやすさという意味では、やはりiPhone 17に軍配が上がる。
iPhone 17e、iPhone 17はいずれもA19チップを搭載する。厳密には、iPhone 17eは4コア、iPhone 17は5コアのGPUを搭載しており、やや違うモデルとなるのだが、型番が同じというだけあり、使っていて体感できるほどの差はない。
どちらもの端末も、ヘビーなゲームアプリでもある程度快適に動作する。長時間のプレイでは、発熱やカクつきが見られるシーンもあるが、それだけヘビーな使い方をするのであれば、Proモデルの購入を視野に入れるべきだろう。
Geekbench 6でのベンチマークテスト結果は以下の通り。CPUスコアはさることながら、やはりコア数に違いのあるGPUのスコアに大きな差が出る。数字から見ても分かるように、ゲームアプリといったコンテンツをより楽しみたいのであれば、iPhone 17が優位になる。
最後に販売価格についても見ていこう。Apple Storeでは、iPhone 17eが9万9800円から、iPhone 17が12万9800円からとなる。いずれも最小構成はストレージ256GBなので、iPhone 17に“+3万円の価値”を感じられるかが肝となる。
iPhone 17eは、前モデルから価格が据え置きでありながら、ストレージは256GBスタートとなったことで、実質値下げされているという見方ができる。よりお得感が強くなったという意味でも、一括購入をするのなら、iPhone 17eは有力な選択肢となるはずだ。
一方で、各キャリアにて端末購入プログラムを利用する場合は、月額料金の差がほぼないといっていいレベルにまで縮まる。また、MNPの割引を適用する場合は、いずれも月額1円、月額2円といったレベルまでランニングコストを抑えることができるため、iPhone 17の方がお得といえる。
支払い方法や、契約方法によって出費は大きく異なる。価格がほぼ変わらないのであれば、廉価モデルより標準モデルを選ぶ方がいい。iPhone 17e、iPhone 17の購入に迷った場合は、目先の機能、一括購入時の金額だけでなく、支払い方法と月額料金にも着目して検討してほしい。
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