「VAIO 10周年記念モデル」として夏モデルでリリースされた「VAIO type T」だが、9月に秋冬モデルとしてスペック強化モデルが登場し、今回は直販のVAIOオーナーメードモデルのBTOメニューがパワーアップした。
何よりも注目したいのは、1997年に発売された初代VAIOノート「PCG-505」をイメージしたバイオレットカラーが「VAIOノート505 10周年記念バージョン」として登場することだ。現時点ではVAIO type TのVAIOオーナーメードモデルとして、10月中旬にエントリーが開始される予定ということしか公開されておらず詳細は不明だが、往年のカラーリングが復活するのは興味深い。
また、店頭モデルの「ブラック」、直販の「プレミアムカーボン」「ボルドー」「シャンパンゴールド」の4色に加え、新たに「グリーン」と「ホワイト」が追加された。どちらもVAIOオーナーメードモデル限定で、後者のホワイトは2層塗りになっておりカーボン素材ながら明るい色調に仕上がっている。
9月13日には、NTTドコモの高速データ通信サービス「FOMAハイスピード」への対応を表明したが、そのほかのパーツも強化された。まずSSDでは従来の32Gバイトがなくなって64Gバイトと48Gバイトが用意され、2.5インチHDDも容量200Gバイトのドライブが加わった。これによりSSD容量によるBTOの制限がなくなり、SSD選択時でもオフィススイートやPhotoshop Elementsなどの追加が可能になったのも見逃せない。同時にCPUがYonahベースの超低電圧版Celeron M 443(1.2GHz)からMeromベースの超低電圧版Celeron M 523(933MHz)へ変更となった(Core 2 Duo U7600と同U7500は継続)。
なお、新色の追加に合わせてホワイトのキャリングケース「VGP-CKTZ2/W」が1万5000円前後、Bluetooth接続のホワイトマウス「VGP-BMS33/W」が7000円前後(前者は直販のみ)で10月6日に発売される予定だ。
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