なお、PC USERが入手した資料によると、2008年の8月中旬から9月のあたりに、“Penryn”世代のクアッドコアCPUが投入され、その後、2008年8月中旬から9月中旬には、スモールフォームファクタ向けの「Montevina SFF」(開発コード名)が投入される予定になっている。
Montevina SFFを構成するCPUには、今回発表された省電力版のTDP25ワットモデルに加えて、低電圧版のTDP17ワットモデル、超低電圧版のTDP10ワット版が加わる。パッケージ面積は現在の60%縮小された22平方ミリ。チップセットもパッケージ面積が42%縮小した(27×25ミリ)Intel GS45 Expressが採用される。
今回発表されたCentrino 2を構成するサウスブリッジはICH9Mが採用されているが、Montevina SFFでは、パッケージ面積が53%に縮小されたICH9M-SFFが用意される。6つのPCI Express x1、4つのSerial ATA、12のUSB 2.0を利用できるほか、AMT 4.0をサポートするなど、その機能はICH9Mと同等となる。無線LANモジュールはIntel WiFi Link 5000番台のハーフミニカードが搭載される。
また、2008年の9月にはMenromベースのCeleronがCentrino 2を構成するCPUとして投入されるほか、Intel Turbo Memoryでも機能が拡張された2モデルが用意される計画をインテルは持っている。標準仕様のIntel Turbo Memoryでは、ReadyDriveとReadyBoostに対応した2Gバイト容量であるのに対し、上位仕様では、ReadyDriveにのみ対応した4Gバイト容量となる見込みだ。
インテル、“Montevina”こと「Centrino 2」を発表
IntelがCentrino 2発表、「最速」Core 2 Extremeも
「2008年のモバイルはMIDとNetbookとCentrino 2で」──インテル定例記者会見
パルムッターさんは上海で「Netbook」をアピールする
インテルの次世代プラットフォームを考える
WiMAXとMoorestownで広がるモバイルデバイスの行動圏
「Nehalem」が動いたっ!──IDF初日基調講演から
Centrino 2搭載の新デザインノートがめじろ押し――ソニー「VAIO」真夏モデル
新シリーズも登場したCentrino 2時代のThinkPad発表
松下、Centrino 2搭載/WUXGA液晶内蔵の新タフブック「CF-52」
東芝、Core 2 Duo P8400/T9400搭載の企業向けノート「dynabook Satellite K30」
「Centrino 2」を採用したエントリー向けモバイル――「VAIO type S」
SSD RAIDが圧巻の最上級モバイルノート――「VAIO type Z」
ツクモ、GIGABYTE製のCentrino 2ノートPC「W476V」「W576V」を販売――SSDモデルも用意
IntelがCentrino 2発表、「最速」Core 2 Extremeも
エプソンダイレクト、“Centrino 2”対応のフラグシップノート「NJ5200Pro」
ドスパラ、Centrino 2搭載ゲーミングノート「Prime Note Galleria」新モデル2製品
ユニットコム、Core 2 Duo P8600搭載ノートなど2製品を発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.