現在のアキバには、EeePC 901-XやAspire one、Wind Netbook U100など、主要なNetbookが潤沢に出回っている。そこに、まもなく国内主力メーカー初のネットブックである東芝の「NB100」が加わるようだ。先週金曜日の時点で、TSUKUMO eX.は「発売時期は明かせませんが、すでに製品は入荷しました」と明かす。さらに、NECの「LaVie Light BL100/RA」も11月上旬に発売されると予想されており、年末にかけてNetbook市場が熱を帯びそうだ。
ただし、複雑な表情を浮かべる店員さんは多い。某ショップは「Netbookのラインアップが増えても、今後は取り扱うモデルを選ぶようになるでしょうね。やみくもに全種類そろえてもよい結果を生まないのは、ワンセグチューナーの時に勉強しています。ヒットする製品を選んで他店にないメリットを加えていかないとだめでしょう」と語る。
そうした競争は、すでに始まっている。フェイス PC館では、Wind Netbook U100のメモリを標準の1Gバイトから2Gバイトに増量して、価格据え置きにて販売する取り組みを実施している。「ユーザー側で増設するとメーカーサポートを受けられなくなりますが、当店の場合はMSIさんに話を通しているので、そのままの保証が受けられます」(同ショップ)という。
なお、フェイス PC館の下のフロアにあるフェイス パーツ館は、10月末をめどにフェイス カスタム館の2階に移動し、両店舗を合併して「フェイス本店」と名称変更するとのこと。移転に伴って、系列店では大々的なキャンペーンを企画しているという。
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