3月末には、久しぶりのAtom搭載micro ATXマザーがJetwayから登場した。Atom 330をオンボードする「ATOM-GM1-330」で、クレバリー1号店の価格は9423円だった。Atomマザーでは初めてメモリのデュアルチャンネルに対応しており、2Gバイト×2スロットで最大4Gバイトのメモリが利用できる。そのほか、PCIスロット2基とPCI Express x1スロット1基を備えるなど、拡張性も高い。
クレバリー1号店は「mini ITXではありませんが、拡張性の高さからmicro ATXが妥当なラインですね。これまでのAtomマザーは性能の上限がある程度は見えていたので、AV用途など、少しハイスペックなマシンを組みたい人には貴重なアイテム」と話す。
ASUSTeKから売れ筋のP45マザーが登場した。手軽にオーバークロックできるユーティリティ「TurboV」を搭載したATXマザー「P5Q Turbo」で、価格は1万6000円前後。DDR2メモリスロット4基とPCI Express x16スロット1基を備えるシンプルな構成で、「安くマシンを構成して、オーバークロックを楽しみたいという人に最適です。最近は自作未経験でもクロックアップを楽しみたいという人が増えているので、導入機にも最適ですね」(ツートップ秋葉原本店)。
そのほかに多数のショップに入荷していたのは、センチュリーの外付けHDDアダプタユニット「裸族の双子」だ。3.5インチ/2.5インチ両対応のSerial ATAスロットを2基備えており、ユニット単体でHDDコピーが行えるのが特徴。PCとの接続はUSB 2.0/eSATAとなっている。価格は3万円弱と、同種のアイテムでは高価な部類だ。
フェイス本店は「コピー速度が最大120Mバイト/秒と速いため、企業のシステム担当者の方などに人気があります。ただ、なかなか高価なので一般の人にはすすめづらいところがありますけど」と話していた。
最後は、TSUKUMO eX.が4月中旬に入荷を予定しているProFastのSSD「G-Monster-PCIe」の情報を伝えよう。G-Monster-PCIeは、PCI Express x8スロットに装着するタイプのSSDで、リード最大750Mバイト/秒、ライト最大700Mバイト/秒の驚異的なスピードを実現しているのが特徴だ。
ラインアップは256Gバイトと512Gバイト、1Tバイトモデルが予定されており、今のところ価格は未定。TSUKUMO eX.は「とんでもなく高価になる可能性もありますが、スペックもケタ違いなので注目を集めることは間違いないでしょう。登場が楽しみです」と語っていた。
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