このほかアキバで注目を集めていた新製品を紹介したい。まずは、Serial ATA接続の1TバイトHDD「WD Caviar Green WD10EADS-00M2B0」。500Gバイトプラッタを採用したといわれる、旧モデル「WD10EADS」のマイナーチェンジモデルで、8000円弱から8500円前後で出回っている。在庫は潤沢だ。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「プラッタが少なくなると、可動部が減って壊れにくくなるうえに実効的なアクセス速度も向上します。このモデルは3枚から2枚に減ったといわれていますが、価格も大幅な変更はありません。すぐに人気モデルになると思います」と語っていた。
ギガバイトからは3つのモデルが登場。まずはAMD 770チップセットを搭載したATXサイズのSocket AM3マザー「GA-MA770T-UD3P」だ。1万1000円前後という低価格でDDR3対応のメモリスロットを4基備えているのが特徴。ドスパラ秋葉原本店は「AMD系でDDR3メモリを利用するには、これまでハイエンドクラスが中心でした。GA-MA770T-UD3Pならローエンド志向の人でも手を出しやすいと思います。DDR3メモリがかなり安くなっているので、このマザーをきっかけに、より普及するといいですね。地味ながらもヒットすると思います」と語る。
TSUKUMO eX.には、同社のCPUクーラー2モデルが入荷していた。傾斜したフィンが特徴の大型クーラー「G-Power II Pro 新版」と、ヒートパイプ直付けタイプの「X-Power」で、価格はそれぞれ6480円と2980円。「G-Power II Pro」は昨年から出回っている12センチファン搭載モデルで、新版ではLGA 1366用アタッチメントが追加されている。「ギガバイトは派手めのクーラーが有名で、G-Power II Proはその傾向が強い。ただ、X-Powerはシンプルなデザインながらも、ヒートパイプ直付けタイプなら3000円以下と、コストパフォーマンスに優れています。どちらも売れる可能性を秘めていると思います」と話していた。
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