2009年の冬モデルでは、「LaVie M」が新しいシリーズとして加わる。CULV(コンシューマー向け超低電圧)版のデュアルコアCeleron SU2300(動作クロック1.2GHz)を搭載した、LaVieのラインアップでは初めての“モバイル・サブノート PC”だ。
デスクトップPC「VALUESTAR」は新規シリーズは登場しなかったものの、VALUESTAR Wでボディデザインを一新するなど、ラインアップがリニューアルされた。
冬モデルのほとんどで、OSに32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入する(VALUESTAR R VR950/VEは32ビット版Windows 7 Profesional、LaVie Lightの上位モデル以外はWindows 7 Starterとなる)。また、すべてのモデルで、システムメモリを標準で4Gバイト搭載する。
このほか、NEC独自の高画質化エンジン「彩りプラス」は、選択できる画質モードで自然な色合いが表示できる「フォトモード」が追加され、より高精彩に表示できるようになった。
LaVieシリーズの2009年冬モデルで新たに登場したのは、ボディデザインが一新されたLaVie Lの上位クラスと、CULV(コンシューマー向け超低電圧)版CPUを搭載したLaVie Mだ。
LaVie Mは、動作クロック1.2GHzのCULV版Celeron SU2300を搭載する。解像度1366×768ドットの13.3型ワイド液晶ディスプレイを採用する1スピンドルノートPCで、今回登場するのは、メモリ容量4Gバイト、約8時間のバッテリー駆動、重さ約1.77キロの上位モデル「LM350/VG6」と、メモリ容量2Gバイト、約4時間のバッテリー駆動、重さ約1.59キロの下位モデル「LM330/VH6」だ。ボディサイズはともに、330(幅)×220(奥行き)×27.0〜30.5(厚さ)ミリ。光沢のあるUV塗装仕上げのボディは「グロスレッド」「グロスブラック」「グロスホワイト」のカラーバリエーションから選択可能だ。
LaVie Lシリーズの上位モデル「LL770/VG」と「LL750/VG」は、新デザインのボディを採用した。ボディとマウスをコーディネートした4色のカラーバリエーション(スパークリングレッド、スパークリングミルキーピンク、スパークリングホワイト、スパークリングピュアブラック)が用意されたほか、ボディパネルには、見る角度によって輝き方が変わる「ガラスフレーク」処理が施されている。
また、「LL770/VG」と「LL570/VG」には、無線LANを利用して受信した画像データを視聴する外付けチューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」が標準で付属する。ワイヤレスTVデジタルは、地デジ、BSデジタル、110度CSの放送を無線LANを利用してPC側で視聴する。さらに、VALUESTARのチューナー搭載モデルで導入された「外でもVIDEO」が、LL770/VGとLL570/VGでも利用できる。
Atom N280(1.66GHz)を搭載するLaVie Lightは、OSにWindows 7 Starerを導入するが、最上位モデルの「BL530/VH」だけは、32ビット版Windows 7 Home Premiumが採用される。BL530/VHでは、OSのエディションだけでなく、メモリ容量(ほかのモデルが1Gバイトであるところが2Gバイト)、HDD容量(同様に250Gバイトから320Gバイト)とそれぞれ強化されている。さらに、バッテリーは大容量のバッテリーLを標準で搭載して、約8.5時間の長時間駆動を実現している(ほかのモデルはバッテリーMを搭載してバッテリー駆動時間が約3.8〜3.9時間)。
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