LaVieシリーズの特徴
ラインアップ
LaVieは3シリーズに集約。LaVie C、LaVie Nは新モデルを投入せず
CULV版デュアルコアCeleronを搭載したLaVie M が新シリーズで登場
LaVie L シリーズは従来の3モデルから6モデルに拡大(カラーバリエーションを除く)
LaVie Light では従来あったゼロスピンドルモデル、SSD+HDD搭載がなくなり、HDD搭載の3モデル(カラーバリエーションを除く)に集約
ハードウェア
LaVie L の上位モデルで新デザインのボディを採用
LaVie L の2モデル(LL770/VG、LL570/VG)にワイヤレス接続のテレビチューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」が標準で付属
LaVie M でCULV版デュアルコアCeleron SU2300(1.2GHz)を採用
ソフトウェア
LaVie L とLaVie M のすべてのモデルで32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入
LaVie Light の最上位モデル以外はWindows 7 Starterを導入。最上位モデルでは32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入
LaVie L にデータ移行ツール「おかませデータ引っ越し」を導入
LaVie L の2モデル(LL770/VG、LL570/VG)に録画ファイルをワンセグ対応携帯電話で視聴できる「外でもVIDEO」機能を導入
VALUESTARシリーズの特徴
ラインアップ
ハードウェア
すべてのモデルでメモリ容量が4Gバイトに
テレビチューナー搭載モデルで液晶搭載無線リモコンを同梱
VALUESTAR W は新しいボディを採用。水冷機構を廃止
VALUESTAR W でヤマハのサウンドシステム「SR-Bass」を採用
VALUESTAR W の上位モデルはディスプレイサイズが大型に。下位モデルはタッチパネルを搭載
VALUESTAR N は全モデルでCPUをCore 2 Duo E7600に強化。ミドルレンジクラスのメモリがDDR3に変更
ソフトウェア
すべてのモデルで32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入
「彩りプラス」搭載モデルで、選択できる画質に「フォトモード」が追加
テレビチューナー搭載モデルで、ワンセグ対応携帯電話で録画データを視聴できる「外でもVIDEO」を導入
テレビチューナー搭載モデルで、ユーザーがカスタマイズ可能な「My番組表」を導入
テレビチューナー搭載モデルで、録画した番組のカテゴリーごとにまとめてディスクに保存できる「まとめて表示・まとめてダビング」を導入
VALUESTAR W のタッチパネル搭載モデルで「Corel Digital Studio for NEC」「Corel Paint it! touch」などのマルチタッチ対応アプリケーションを導入
CULV版デュアルコアCeleronを搭載した新シリーズが登場
2009年の冬モデルでは、「LaVie M 」が新しいシリーズとして加わる。CULV(コンシューマー向け超低電圧)版のデュアルコアCeleron SU2300(動作クロック1.2GHz)を搭載した、LaVieのラインアップでは初めての“モバイル・サブノート PC”だ。
デスクトップPC「VALUESTAR」は新規シリーズは登場しなかったものの、VALUESTAR W でボディデザインを一新するなど、ラインアップがリニューアルされた。
冬モデルのほとんどで、OSに32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入する(VALUESTAR R VR950/VEは32ビット版Windows 7 Profesional、LaVie Light の上位モデル以外はWindows 7 Starterとなる)。また、すべてのモデルで、システムメモリを標準で4Gバイト搭載する。
このほか、NEC独自の高画質化エンジン「彩りプラス」は、選択できる画質モードで自然な色合いが表示できる「フォトモード」が追加され、より高精彩に表示できるようになった。
新シリーズの「LaVie M」(写真=左)と、ボディデザインの一新、水冷ユニット廃止、タッチパネルの採用など、ラインアップがリニューアルしたVALUESTAR W(写真=右)
ニューフェイスは新デザインのLaVie LとCULVノートのLaVie M
LaVieシリーズの2009年冬モデルで新たに登場したのは、ボディデザインが一新されたLaVie L の上位クラスと、CULV(コンシューマー向け超低電圧)版CPUを搭載したLaVie M だ。
LaVie Mは、動作クロック1.2GHzのCULV版Celeron SU2300を搭載する。解像度1366×768ドットの13.3型ワイド液晶ディスプレイを採用する1スピンドルノートPCで、今回登場するのは、メモリ容量4Gバイト、約8時間のバッテリー駆動、重さ約1.77キロの上位モデル「LM350/VG6」と、メモリ容量2Gバイト、約4時間のバッテリー駆動、重さ約1.59キロの下位モデル「LM330/VH6」だ。ボディサイズはともに、330(幅)×220(奥行き)×27.0〜30.5(厚さ)ミリ。光沢のあるUV塗装仕上げのボディは「グロスレッド」「グロスブラック」「グロスホワイト」のカラーバリエーションから選択可能だ。
LaVie L シリーズの上位モデル「LL770/VG」と「LL750/VG」は、新デザインのボディを採用した。ボディとマウスをコーディネートした4色のカラーバリエーション(スパークリングレッド、スパークリングミルキーピンク、スパークリングホワイト、スパークリングピュアブラック)が用意されたほか、ボディパネルには、見る角度によって輝き方が変わる「ガラスフレーク」処理が施されている。
また、「LL770/VG」と「LL570/VG」には、無線LANを利用して受信した画像データを視聴する外付けチューナーユニット「ワイヤレスTVデジタル」が標準で付属する。ワイヤレスTVデジタルは、地デジ、BSデジタル、110度CSの放送を無線LANを利用してPC側で視聴する。さらに、VALUESTARのチューナー搭載モデルで導入された「外でもVIDEO」が、LL770/VGとLL570/VGでも利用できる。
Atom N280(1.66GHz)を搭載するLaVie Light は、OSにWindows 7 Starerを導入するが、最上位モデルの「BL530/VH」だけは、32ビット版Windows 7 Home Premiumが採用される。BL530/VHでは、OSのエディションだけでなく、メモリ容量(ほかのモデルが1Gバイトであるところが2Gバイト)、HDD容量(同様に250Gバイトから320Gバイト)とそれぞれ強化されている。さらに、バッテリーは大容量のバッテリーLを標準で搭載して、約8.5時間の長時間駆動を実現している(ほかのモデルはバッテリーMを搭載してバッテリー駆動時間が約3.8〜3.9時間)。
新デザインを採用したLaVie Lの上位モデル「LL770/VG」と「LL570/VG」には、無線LANを利用して受信した番組をPCに飛ばす外付けユニット「ワイヤレスTVデジタル」が標準で付属する(写真=左)。新シリーズのLaVie Mでは、「グロスレッド」「グロスブラック」「グロスホワイト」のカラーバリエーションが用意される(写真=中央)。LaVie Lightの最上位モデル「BL530/VH」は、メモリが2Gバイト、HDDが320Gバイト、大容量のバッテリーLで約8.5時間駆動と、ほかのモデルを超えるスペックを有するだけでなく、OSも32ビット版Windows 7 Home Premiumを導入するなど、Atom搭載ノートPCとしては強力な構成になっている(写真=右)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事が気に入ったら ITmedia PC USER に「いいね!」しよう