手軽にデジタル番組を楽しめる液晶一体型もWindows 7に──「VALUESTAR E」2009年PC秋冬モデル

» 2009年10月16日 11時00分 公開
[ITmedia]

お手軽に地デジを楽しめる液晶一体型はメモリ増量

従来モデルとボディは共通の「VALUESTAR E」

 2009年冬モデルで登場するVALUESTAR Eは「VE570/VG」の1モデルで、従来の「VE570/TG」の基本スペックと機能を強化した。実売価格は14万5000円前後の見込みだ。ボディは従来モデルと同様で、奥行き15.6センチという設置場所を選ばないスリムサイズでリビングでも卓上でも気軽に使える。本体に地上デジタル対応のテレビチューナーを内蔵し、解像度1366×768ドットの18.5型ワイド液晶ディスプレイでHDコンテンツを視聴を楽しんだり録画をしたりが可能だ。

 VALUESTARの2009年冬モデルで唯一のAMDプラットフォームを採用するのも特徴で、CPUにはAthlon X2 3250e(動作クロック1.5GHz)を搭載し、チップセットはAMD M690Vを採用する。チップセットに統合されたグラフィックスコアのRadoen HD 1200がサポートするAvivoでMPEG-2ハードウェアデコートが可能なので、地上デジタルのHDコンテンツがスムーズに再生できる。

 CPUとチップセットのほか、HDD容量も500Gバイトと従来モデルから変わらないが、メモリ容量は標準で4Gバイト(PC2-5300対応SO-DIMM/2Gバイト×2)と強化された。また、OSも32ビット版Windows 7 Home Premiumが導入される。なお、統合オフィスソフトとしてMicrosoft Office Personal 2007が標準で付属するのは従来モデルと同様だ。

 本体に用意されたインタフェースは従来モデルと同じで、6基のUSB 2.0(うち左側面の1基はパワーオフUSB充電機能付き)と、SDメモリーカード(SDHC対応)/メモリースティックPRO対応のメモリカードスロット、PS/2ポートだ。VALUESTAR Eは、従来モデルでもワイヤレスリモコンが付属していたが、VE570/VGではそれまでの赤外線から無指向性無線方式に変更され、電池残量やPC情報が表示される液晶も搭載されたユニットにグレードアップした。

VALUESTAR Eシリーズの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VALUESTAR E VE570/VG 液晶一体型 マイナーチェンジ Athlon X2 3250e(1.5GHz) 4096MB(DDR2) 500GB 7 Home Premium 14万5000円前後
VALUESTAR Eシリーズの概要(その2)
シリーズ名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VALUESTAR E VE570/VG 18.5型ワイド 1366×768ドット AMD M690V 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵(Radeon 1200) 地デジ 約4.9キロ

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