「気になるのはやっぱりタッチ」──アッキーナを“やる気”にさせるWindows 7発売イベント(1/2 ページ)

» 2009年10月22日 14時23分 公開
[長浜和也,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ビジネスの街「有楽町」もWindows 7でヒートアップ

「こんなににぎわっているパーツショップ街を見るのは何年振りじゃろう」と、年老いた記者が終電を忘れるほどに盛り上がった秋葉原の深夜販売イベントが明けて、22日の午前8時からはビックカメラ有楽町店本館で、メーカーのVIPがWindows 7リテールパッケージ版の販売開始を祝うために集結した。

 車道へはみ出すほどに集まった報道陣を前に、ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏は、「この数年、PCの売り上げは厳しい状況が続いている。これ(Windows 7の販売)を機に、大いに盛り上がってくると期待している。ビックカメラとソフマップでは、Windows 7エキスパートゴールド資格を持つ約450名の専門販売員でWindows 7のよさをユーザーに提案をしていきたい。また、“Windows 7 100%まかせて安心 サポートブック”をWindows 7の購入者とWindows 7導入PCの購入者に配布する。PCを買い替えたいユーザーがWindows 7搭載PCを購入したときは、ユーザーの自宅にうかがって、データ移行とセットアップ、いらなくなったPCの引き取りまで“0円”で行う」とWindows 7に関連するサービスを紹介した。

 マイクロソフト代表取締役社長の樋口泰行氏は、「Windows 7は本当に出来のいいOS。メーカーの論理ではなくユーザーの意見を徹底的に聞いて、どういうOSを作るかというシナリオを作ってから開発に取りかかった。日本のスタッフも総出でバグ出しをしたり(米国の)本社にいろんなフィードバックを送って作り上げた。PCメーカーとも早い段階からパフォーマンスのチューンアップに関する協力を行い、ソフトウェア、周辺機器のメーカーとも密に連携を取ってきた」と、Windows 7の開発における経緯を紹介した。

 また、「速い、軽い、安定性がある、互換性もある、操作性もいいと、非常にバランスのとれた形でいろんな面で大きな改善を実現できた。PCは難しいといわれていたが、マウスとキーボードという入力方法から、マルチタッチが使えるWindows 7は大きな変換点になると思う。年末商戦を控えたこのタイミングで出せて、年末商戦を皮切りに、PC、ITの業界全体の活性化につながればいいと思っている」と、ユーザーフレンドリーなWindows 7が、業界の活性化につながることへの期待感を示した。

“Windows 7 100%まかせて安心 サポートブック”を掲げる、ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋宏幸氏。このガイドには周辺機器の割引クーポン券も入っている(写真=左)。「希望に満ちた晴れやかな気持ちです」と開口一番に語った、マイクロソフト代表取締役社長の樋口泰行氏(写真=右)

Windows 7に起死回生を願うPCメーカーのVIPたち

 PCメーカー各社も早朝の有楽町に登場し、Windows 7に対する期待を表明した。NECパーソナルプロダクツ代表取締役社長の高須英世氏は「待望のWindowsm 7が発売になった。PCにとって大型目玉商品。年末商戦に向けてPC市場が大いに活性化するだろう。NECのPCもラインアップを一新し、48モデルのWindows 7モデルを用意した。(NECでも)数多くの評価を行っているので、店内でWindows 7を試して購入して欲しい」と豊富なWindows 7モデルをアピール。

 ソニーマーケティング執行役員 ITビジネス部門 部門長の松原昭博氏は、「ソニーもWindows 7の軽快性、タッチという新しい機能を生かした製品を投入する。特に、10型以上(ワイド液晶ディスプレイを搭載した)モデルで世界最軽量のVAIO Xは、Windows 7の軽快性とスタミナ(を実現する電力管理機能)がなければ実現しなかった製品だ」とVAIO Xの開発にWindows 7の存在が大きく影響した“開発秘話”を披露した。

「PCにとって大型目玉商品」と語るNECパーソナルプロダクツ代表取締役社長の高須英世氏(写真=左)と、「VAIO Xは、Windows 7がなければ実現しなかった」と明かすソニーマーケティング執行役員 ITビジネス部門 部門長の松原昭博氏(写真=右)

 デル執行役員 コンシューマー事業本部本部長のジョージ・ケラマン氏は、 「マイクロソフトはWindows 7をこれまでで一番素晴らしいOSに仕上げてくれた。実際に使うと、起動やシャットダウンが素早く、Windows Aeroも実用性が高くなっている。デルもWindows 7を搭載した新製品を本日発表した。デモ機も多数用意しているので、ぜひ触ってみて新しいOSのよさを体験して欲しい」と、実体験によるWindows 7の印象を述べた。

 東芝執行役員上席常務 PC&ネットワーク社社長の深串方彦氏は、「Windows 7搭載モデルで豊富なラインアップを用意した。dynabook MXは、Netbookの上に位置する“ネットノート”という新しいカテゴリーの製品で、Netbookで足りなかった画面サイズ、バッテリー駆動時間、拡張性でユーザーの要望に応える。dynabook TX、Qosmio GXでは、セットアップ時に32ビット版と64ビット版のOSが選択可能、 一番好評なNetbookのdynabook UXはデザインとHDDを強化した」と自社の新しいラインアップの特徴をアピールした。

「ユーザーがストレスを感じることなく安心して使えるOSなので、デルとしても自信をもってお勧めできる」と語るデル執行役員 コンシューマー事業本部本部長のジョージ・ケラマン氏(写真=左)。東芝執行役員上席常務 PC&ネットワーク社社長の深串方彦氏は、自社の新しいWindows 7モデルの特徴をアピールした(写真=右)

 日本ヒューレット・パッカード パーソナルシステムズ事業統括取締役 副社長 執行役員の岡隆史氏は、「本当にWindows 7を待っていた。HPもWinodws 7の出荷に合わせて“とがった”製品の開発を進めてきた。Windows 7の特徴を生かすタッチパネルなど、いろいろな形でWindows 7のよさを感じてもらえるようなモデルを用意する」と、HPの製品でWindows 7の特徴を体感できることを説明した。

 富士通パーソナルビジネス本部本部長の齋藤邦彰氏は、「富士通はWindows 7を非常によいOSと思っている。中でも、Windows Touchは、直感的なマンマシンインタフェースで使いやすい。今回の(2009年秋冬モデル)ラインアップでも、デスクトップPCシリーズでWindows Touch対応モデルを幅広くそろえた。ノートPCでも、“らくらくPC”という簡単に使えるPCで採用した」と、先日発表された秋冬モデルにおけるWindows 7に対する取り組みを紹介している。

 レノボ・ジャパン執行役員SMB/コンシューマ事業担当のデイヴィッド・ニコル氏は、「Windows 7の発売に大変エキサイトしている。レノボは、“Windows 7 Lenovo Enhanced Experience”という取り組みで、ユーザーに最善のWindows 7の体験を提供できることをうれしく思う」と述べた。

「本当にWindows 7を待っていた」という日本ヒューレット・パッカード パーソナルシステムズ事業統括取締役 副社長 執行役員の岡隆史氏(写真=左)。富士通パーソナルビジネス本部本部長の齋藤邦彰氏も「富士通はWindows 7を非常によいOSと思っている」と高く評価(写真=中央)。レノボ・ジャパン執行役員SMB/コンシューマ事業担当のデイヴィッド・ニコル氏も「Windows 7の発売に大変エキサイトしている」と期待を示した(写真=右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  9. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  10. 増えすぎたリモコンを1台に集約できる「SwitchBot 学習リモコン」がセールで14%オフの5990円に (2026年09月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー