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NECは1月18日、2010年PC春モデル全7シリーズ/56モデルを発表。2010年1月21日より順次発売する。
今回のモデルは、新入学や新社会人需要に向けた製品ラインアップを特に強化し、2010年1月に発表されたインテルの新プラットフォームや次世代USB規格「USB 3.0」などの新テクノロジとともに、豊富なシリーズやカラーバリエーションで展開する。
OSは全シリーズでWindows 7を採用。上位モデルの一部は「32ビット/64ビットセレクタブルOS」仕様となり、ニーズに応じて64ビット版Windows 7 Home Premiumに切り替えられるようになった。
主力のA4ノートPC「LaVie L」は、つややかで高級感のある新デザインのボディに一新。インテルの新CPUであるモバイル向けCore i5/Core i3の採用で基本性能を高めつつ、TV機能やディスプレイサイズ、CPUの種類、光学ドライブの種類など、使用ニーズや予算に応じて選べる全9モデルで展開する。テンキー付きのゆったりキーボード、大きくスクロールボタンも新たに搭載したトラックパッド、同色のUSBマウス付属、使いやすいフロントアクセス型インタフェースなど、従来モデルと同様に「使いやすさ」も強く訴求する。
LaVie Lの上位モデル「LL870/WG」は、ハイエンドノートPCクラスのスペックを備える以外に、3波デジタル放送(地上デジタル、BSデジタル、110度CS)の視聴と録画操作をワイヤレス接続で利用できる同社独自の「ワイヤレスTVデジタル」キットが付属し、Blu-ray Discへの記録や無線リモコンとともにデジタル放送を存分に楽しめる。このほか、“USB 3.0”対応ポートをいち早く搭載、64ビット版OSにも切り替え可能──など、ハイエンド指向のユーザーに対する機能も多く備えている。
中位モデルの「LL750/WG6」は、1920×1080ドット(フルHD)表示に対応する大型の16型ワイド液晶ディスプレイを軸に、新世代CPUCore i5やBlu-ray Discドライブ、4Gバイトのメインメモリ、500GバイトのHDDなどを実装し、ノートPCとして非常に高いパフォーマンスを実現。カラーバリエーションも豊富で、スパークリングレッド、スパークリングブラック、スパークリングピンク、スパークリングホワイトと、全4色のカラーを用意する。
CULV版CPUを搭載し、低価格と多彩なカラーを用意する薄型ボディが特徴の「LaVie M」シリーズは、13.3型ワイドの液晶ディスプレイと最薄部27ミリ/重量約1.6キロの従来モデルを継承しつつ、CPUをCULV版Core 2 Duoへ刷新してパフォーマンスが強化された。
バッテリー駆動時間は標準のMバッテリー装着時で最大4.9時間、オプションのLバッテリー装着時で約10.3時間の長時間駆動を実現する。価格はLL530/WH6で実売11万円前後と予想される。
5万円台から購入できる小型モバイルノートPC/Netbook「LaVie Light」シリーズは、新CPU「Atom N450」の採用で、より高性能かつ低消費電力性が期待される。最上位モデルBL550/WHは従来より高解像度となる1366×768ドット表示に対応する10.1型ワイドの液晶ディスプレイ、2Gバイトメモリ、320GバイトHDD、Lバッテリーを標準搭載し、32ビット版Windows 7 Home Premiumをプリインストールする、“Netbook規格外”のハイスペック仕様となっている。
LaVie Lightは新生活の若者層需要を想定し、ボディカラーをフレッシュライム(新色)、シャインレッド、フラットホワイト、パールブラック、アーバンメタルシルバー(Luiモデル限定)と豊富に用意するのも特徴の1つ。新色のフレッシュライムは天版にイエロー/グリーン系、キーボード部をブラウン基調とする鮮やかなツートーン構成となっている。このほか、LaVie MとLaVie Lightに仮想外付けHDD化機能「USB Duet」やオンラインストレージ+同期機能「FlyFolder」などを備え、複数台目のPCとして便利に利用できる工夫も設ける。
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