「GeForce」対「Radeon」の頂上対決が加熱!:古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2010年04月19日 15時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「GTX470はこれから本気を出すんじゃないですかね」――GeForce GTX470カードは意外と潤沢?

パソコンショップ・アークに入荷したGeForce GTX480/470カード

 GeForce GTX480/470カードは、4月9日にGALAXYの「GF PGTX480/1536D5 HDMI」と「GF PGTX470/1280D5 HDMI」が登場し、週末のうちに売り切れた。しかし、先週は複数ベンダーのGTX480/470カードが各ショップに入荷し、一時的に店内の新製品コーナーを占拠するほどのバリエーションが並んだ。

 入荷が確認できたのは、ギガバイトとMSI、ZOTAC、InnoVSION、EVGA、玄人志向、Palitの7社。いずれも内部設定とクーラーともに標準仕様のグラフィックスカードで、GTX480搭載モデルは5万円台半ばから6万円台半ば、GTX470は4万円弱から4万円台半ばとなっていた。

 前回お伝えした通り、GeForce GTX 480/470はDirect X 11に対応するNVIDIAの次世代ハイエンドGPUだ。処理性能の高さに加え、消費電力も高く設定されており、標準仕様カードのはGTX 480は250ワット、GTX 470カードは215ワットとなる。ちなみに、GeForce GTX 285は182ワットだ(関連レビュー:GeForce GTX 480で時代が変わるか!)。

 複数のメーカーから登場したものの、各モデルの入荷は少数で、上位のGTX 480カードはどこのショップでも瞬く間に売り切れていったという。ツートップ秋葉原本店は「本気で瞬殺という感じでした。NVIDIAからアーキテクチャを一新したハイエンドカードが出るのは1年以上振りですから、待っていたという人も多いのでしょう。複数の店舗を渡り歩いて2枚そろえるという人もいるようです」と語る。

 一方で、GTX 470カードは複数枚の在庫を確保しているショップがいくつかあり、「すでにちょっと余り気味になっていますかね。まあ、初回はハイエンドばかり売れるので仕方ありません。GTX 470も普通にゲームするなら十分すぎるパワーを持っているので、これから本気で売れていくと思いますよ」(クレバリー1号店)といった声も聞こえた。

 ただし、今後の流通量に関して楽観視するコメントは見あたらない。TSUKUMO eX.は「今回は各社の初回入荷が固まったにすぎません。問題は再入荷ですが、めどが全然立っていないんですよ。今回の入荷分を逃したら、次はゴールデンウィークになるのか、もっと先になるのか……。まあ、本気で欲しいという人は今のうちに足を運んでもらうのがいいと思います」という。

 一方、Radeon系のハイエンドカードもバリエーションが増えた。4月初旬にSapphireから6画面出力が可能な「RADEON HD 5870 Eyefinity 6」カードが登場したが、先週はHISとXFX製品も店頭に並んだ。価格はXFXの「HD-587A-CNF9 Eyefinity 6」が7万円前後、HISの「H587F2G6DG」が6万円台前半から7万円弱となる。ともに在庫は少数だ。

 パソコンショップ・アークは「DisplayPort対応モニターがレアな状況なので、6画面出力をすぐ構築したいというよりは、将来の可能性を持ちつつ、2GバイトのGDDRメモリを使いたいという人に売れるのではと思います」と話していた。

 両社のハイエンドカードが同時期に数を増やしている状況について、歓迎する声はいくつも聞いている。某ショップが「ここ1〜2年はNVIDIAかAMDのどちらかが強いという状況ばかりだったので、劣勢のカードを入荷するのが怖かったんですよ。今みたいにどちらも注目されているという状況だと在庫リスクが少なくなるので、ショップとしては万々歳です。まあ、それでもRadeon HD 5000ファミリーのラインアップの多さは何とかしてほしかったですけど」と漏らしていたのが印象的だ。

クレバリー1号店の新製品コーナー。GTX 480カードはすでに売り切れており、GTX 470カードが並んでいた(写真=左)。T-ZONE.PC DIY SHOPはZOTACのGTX 470カードに、OCコントローラを低価格でセットにするプチキャンペーンを展開していた(写真=中央)。XFXのHD 5870 Eyefinity 6カード「HD-587A-CNF9 Eyefinity 6」(写真=右)

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  9. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  10. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー