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» 2010年07月06日 11時30分 公開

AMDの6コア×HD 5870:速いし安い“サクサク”ミニタワー「Studio XPS 7100」を試す (2/2)

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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AMDの6コアCPU+Radeon HD 5870で性能と価格を両立

Windowsエクスペリエンスインデックスの画面

 今回の評価機は、Phenom II X6 1055T、メモリ4Gバイト、HDD 500Gバイト、ブルーレイコンボドライブ、ATI Radeon HD 5870(1Gバイト)、64ビット版Windows 7 Home Premiumという構成だ。定番ベンチマークテストで性能をチェックしていこう。

 Windows 7標準のエクスペリエンスインデックスは、右に掲載した通りすべての項目で7.4以上と高い基本性能を示した。もちろん、ほかのベンチマークテストの結果も優秀だ。PCMark05のCPUスコアでは9425、PCMarkVantageでも6881と高いスコアをマークしている。グラフィックスカードにATI Radeon HD 5870を搭載しているため3D描画性能も一流で、3DMark06では18344、3DMarkVantageでも標準のPerformance設定で15824という高いスコアを叩き出している。

 先日リリースされて注目を集めているFINAL FANTASY XIV Official BenchmarkではLOWで4120というスコアをマークした。Webページの目安では「快適」に近い「やや快適」で、十分快適にプレイできる水準にあるといえるだろう。また、マルチスレッドに最適化されているCINEBENCH R11.5では、5.01ptsというスコア。これはCore i7-860搭載機とほぼ同等のスコアである。

PCMark05(画面=左)とPCMarkVantage(画面=右)の結果

3DMark06(画面=左)と3DMarkVantage(画面=右)の結果

FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=左)とFINAL FANTASY XIV Official Benchmark(画面=右)の結果

 なお、ベンチマークテスト実行中に、本体正面から20センチの距離に騒音計を置いて測定したところ、アイドル時で35デシベルだった(暗騒音32デシベル、室温25度の環境)。また、少しくらいの負荷なら騒音レベルはまったく変わらず、3D系ベンチマークを実行するとグラフィックスカードのファンが回り、38デシベル程度まで上昇した。それでも本機の性能を考えると静音性は優秀な部類といえる。

エンターテイメントもゲームも快適に楽しめるミニタワー型マシン

 本機の直販価格は、Phenom II X4 945、Radeon HD 5670を搭載する「ベーシックパッケージ」の最小構成で8万9890円だ。現在はキャンペーン中で、ショッピングカートに進むとさらに1万円割引となり、7万9890円で購入できる。これはかなり魅力的だろう。

 また、CPUがPhenom II X6 1055Tに固定されている「プレミアムパッケージ」からグラフィックスカードをATI Radeon HD 5870に強化して、評価機とほぼ同等のスペック(評価機よりもHDD容量が250Gバイト多い)にカスタマイズしても、12万7920円と手が届きやすい価格におさまっている。6コアのCPUとハイエンドのグラフィックスカードを搭載していることを考えれば実にリーズナブルといえるだろう。どんな用途でも快適にこなせる性能を持ち、静音性も悪くない。3Dゲームやエンターテインメントを快適に楽しめる高性能なマシンを探しているユーザーは、是非検討してほしい1台だ。

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