ブラザー、無線FAXを導入した「マイミーオ」新モデル:CMキャラクターはMaoからNaoへ(2/2 ページ)

» 2010年08月31日 21時50分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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「2つの無線」と「小型で高性能」を進化させる

 製品の発表にあわせて行われた説明会では、ブラザー販売代表取締役社長 片山俊介氏から、ブラザーのプリンティング・アンド・ソリューションズ事業について説明があった。同事業はブラザーグループの売り上げで76.5%を占める主力ビジネスであり、日本におけるプリンティング事業では、これまでターゲットにあわせて、「ホーム」市場と「OFFICE」市場のそれぞれにあわせた製品を展開してきたが、それらに加えて、モバイルなどの特定用途に向けた「PRO-USE」の取り組みも始まっている。

プリンタを扱うプリンティング・アンド・ソリューション事業は、ブラザーの売り上げ構成の76.5%を占める(写真=左)。国内のプリンティング事業では、家庭向け、ビジネス向けに加えて特定用途の「PRO-USE」に向けた製品も投入する(写真=右)

 「ユニークな多機能プリンタとして進化してきた」と片岡氏が表現するマイミーオの新製品は、「ツナガル・ツカエル・コンパクト」というキャッチフレーズで無線プリントへの対応を訴求した従来モデルから進化して、「無線FAX」にも対応した「2つの無線で家じゅうツナガル×家じゅうツカエル」というキャッチフレーズでアピールする。また、ジャスティオについても、従来から訴求してきた「コンパクトで高性能」をさらに進化させた低価格のA4モノクロレーザープリンタを投入したと説明した。

2010年に登場するマイミーオは無線FAXの導入で設置場所を自由に選べるのが訴求ポイントになる(写真=左)。そして、ビジネス向けのジャスティオは、小型で高性能な側面をさらに進化させる(写真=右)

 同社マーケティング推進部 部長の大澤敏明氏は、日本におけるプリンタ市場の動向から、新製品の特徴を紹介した。それによると、インクジェットプリンタにおいて、複合機比率は2009年の79%から2012年には85%と、わずかながら増加する傾向は続くと予測されるほか、ユーザーが製品を選択する理由に、プリンタの性能より価格と設置スペースを優先するユーザーが増えてきただけでなく、無線LANの対応やFAX機能、コピー機能の使いやすさなど、機能に対する要求が増えてきているという。

ユーザーがインクジェットプリンタに求めるのは、性能から使いやすさと機能の複合化にシフトしている(写真=左)。そのようなユーザーの変化に応じて、マイミーオは機能の複合化を進めていく(写真=右)

 このユーザーの変化に応じる形で、新しいマイミーオでは無線LANだけでなく、無線FAX機能を実装したと大澤氏は説明した。この機能の導入によって、電話のモジュールジャックから離れた場所に設置してもFAXが使えるようになるなど、設置場所や使える場所が自由に選べることがユーザーのメリットになると大澤氏はアピールする。

 説明会で新製品デモ機の説明を担当したスタッフからも、「電話回線のモジュールジャックがあるところは、狭いコーナーであることが多く、プリンタ本体を設置するスペースが確保できない。家族からも、無線でFAXが使える製品を出してほしいと、ずっといわれつづけていたが、ようやく実現した」と語っていた。

これまでのマイミーオユーザーはFAX機能を有効にするため、本体を電話回線のモジュールジャックの近くに設置していたが、無線FAXの導入でマイミーオの設置場所は自由に選べるようになる(写真=左)。無線LANと無線FAXという「2つの無線で家じゅうツナガル家じゅうツカエル」が新しいマイミーオの訴求ポイントだ(写真=右)

モノクロレーザープリンタの需要は減りつつあるが、低価格のA4モデルは必要とされている(写真=左)。新しいジャスティオは、需要があるA4対応低価格モデルを投入した(写真=右)

 説明会では、写真画質への向上に関する質問が出たが、これについて、「写真画質に対するユーザーの興味は減ってきている。それより、用紙やメディア、コンテンツを印刷するときのマッチングを重視していきたい」という考えを示した。

 また、新しいイメージキャラクターに採用された松下奈緒さんも登場し、CM撮影で実際にマイミーオを使った印象を「思ったより小さくて、パパッと触っただけで使えるので、家にあったら便利だろうなと思いました」と紹介した。

CMキャラクターは松下奈緒さんが起用された。


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