マイクロソフト、年末に向けたプロモーションを紹介PowerPointは編集ソフトです!(2/2 ページ)

» 2010年11月08日 20時46分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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家庭にもPowerPointがやってきた

 マイクロソフト執行役 オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏は、Office 2010に関連して行われるプロモーションについて説明した。宗像氏は、PCにバンドルされるOffice 2010が従来の“Personal”から“Home and Business”にシフトして、2010年秋冬モデルではメーカー製PCの93.6%にプリインストールされることで、従来家庭向けPCに無縁だった「PowerPoint」が普及段階にあるとした。

 マイクロソフトでは、このPowerPointの訴求にプロモーションのフォーカスをあわせる考えだ。Office 2010でユーザーの評価の高かった機能として、PowerPointの背景削除機能が第2位に、PowerPointのアート効果が第4位、そして、PowerPointのビデオ編集機能が第5位に挙がったことから、宗像氏は「家庭で使うユーザーはPowerPointを編集ソフトと認識している」とした上で、「モノを作るならキーボードが付いたPCが適している。“作る喜びはPCで”とコンシューマーユーザーに訴求したい」と語った。

PCにプリンストールされるOffice 2010が従来のPersonalからHome and Businessにシフトすることで、家庭でもPowerPointユーザーが増えている(写真=左)。ユーザーのフィードバックで評判のよかった機能として、PowerPointの編集機能が挙がっている。このように、家庭ユーザーにとってPowerPointは手軽な編集ソフトとして利用されている(写真=右)

 その上で、Office 2010をプリインストールしたPCを訴求するプロモーションを季節ごとに行うことを明らかにし、その第一弾として、2010年秋冬シーズンでは、PowerPointを利用して「動く年賀状」を作るキャンペーンを実施する。

 ユーザーはPowerPointで動画やアニメーションクリップアートを利用して作成した「動く年賀状」をプロモーションサイトにアップロードし、QRコードで発行されたURLを年賀状に印刷する。年賀状をもらった人は携帯電話でQRコードを読み込むと「動く年賀状」にアクセスできる。マイクロソフトでは動く年賀状のテンプレートを143種類提供しユーザーが無償で利用できるほか、動画閲覧用のアップロードサイトを2011年1月末まで提供する。

 また、2011年春モデルでは、Microsoft OneNote 2010を利用して新生活を提案するプロモーションを予定している。

PCメーカーが販売する2010年秋冬モデルにあわせて、マイクロソフトではPowerPointで「動く年賀状」をつくるプロモーションを展開する。(写真=左)。2011年春モデルに連動するプロモーションでは、新生活を支援する提案をするという(写真=右)

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