“表裏一体”のアキバでWindows 7の一周年記念――セブン博&感謝祭古田雄介のアキバPickUp!(1/2 ページ)

» 2010年10月25日 17時30分 公開
[古田雄介,ITmedia]

「“Windows 7だからできること”をもっと広めていきます」――表の祭・セブン博

Windows 7の深夜販売が行われた1年前の秋葉原

 2009年10月22日0時、アキバのPCパーツショップ密集エリアは通行不能なほどの人で溢れ、1000人以上のユーザーが新OS「Windows 7」の発売を祝っていた。それから1年。2010年10月23日、ベルサール秋葉原で「Windows 7博覧会 2010(セブン博)」が、カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店でDSP版Windows7 感謝祭 秋の自作祭り」が開かれた。セブン博はファミリー層や子供を含めた一般層に向けて、感謝祭は自作ユーザーに向けて、改めてWindows 7の魅力をアピール。どちらの会場にも多数のユーザーがつめかけた。

 一般向けイベントのセブン博は、家族連れやお年寄り、PCにあまり詳しくないライトユーザーなど、幅広い層が訪れて体験コーナーを楽しんでいた。用意されたコーナーは、リビングルームのテレビでWindows 7マシンの写真やムービーを見る「パパママWIN道ズ」コーナー、子供向けの自作マシンや学習用のタブレットPCを展示した「キッズPC」コーナー、Windows 7 Professional独自の機能にスポットを当てた「オシゴトWIN道ズ」コーナーなど、実生活での活用法にそって分類。同社スタッフは「Windows 7が発売されて1年経ちましたが、Windows Liveを含めて7独自の機能を知らないという方はたくさんいらっしゃいます。そうした方々に、機能ではなく“できること”をもっと伝えていきたいと思っています」と語った。なお、これらの活用法は特設サイト「HAPPY WIN道ズ」でも詳しく紹介している。

セブン博会場の様子(写真=左)。メインステージではゲストを交えてWindows 7やWindows Live、InternetExplorer 9の機能などを解説していた(写真=中央)。会場の各所に置かれたWindows 7 一周年記念パッケージ(写真=右)

 会場にいたマイクロソフトコンシューマーWindows本部 本部長の藤本恭史氏は、「おかげさまでWindows 7は世界で2億4000万出荷と、かつてないスピードで広がりました。国内でのWindows Vistaのころと比べて、サポート件数が30%下がり、その際の満足度は93%に達したというデータもあります」と順調な1年を振り返り、これからについて「テレビやデジカメだけでなく、スマートフォンとの連携もより重要になってくると思います。多数のデジタル機器を扱う中で、データを編集したり保存したりするセンターの役割を担うようになっていくでしょう。Windows 7はその機能がしっかり詰め込まれているので、我々はどう使うかを広めていければと考えています」と展望を語った。

会場内に設けられた「パパママWIN道ズ」コーナー(写真=左)。「キッズPC」コーナー(写真=中央)。「オシゴトWIN道ズ」コーナー(写真=右)

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