セブン博会場のベルサール秋葉原を1本奥に進むと、PCパーツショップが密集する通りに出る。この通りにあるカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原で開かれた「DSP版Windows 7 感謝祭 秋の自作祭り」には、自作好きなコア層が集結していた。会場内には、3台のSSDを使ったRAID 0マシンなど、ハイエンド構成のデモ機が並んでいたほか、自作応援キャラクター・窓辺ななみの非公開イラストも展示されていた。
奥のステージでは、マイクロソフトやNVIDIAなど各社のセッションが行われ、会場は毎回すし詰め状態に。特に注目を集めていたのは、日本AMDのセッションだ。登場したばかりのRadeon HD 6870/6850の性能をアピールしたほか、HD 6000ファミリーの最上位となるHD 6990/6970/6950にも言及し、これらを搭載したグラフィックスカードについては「早ければ年内に登場します」と語った。
テクニカルライターの高橋敏也氏は、登壇前に「セブン博が表で、こちらは思い切り裏ですね。裏なりにWindows 7のマニアックな魅力を語りたいと思います」と意気込みを語り、セッションではAOSテクノロジーズの「ファイナルパソコン引越し7 PRO」を使って、XPマシンのデータをアプリケーションごと7マシンに移行するテクを紹介。加えて、XPのブートドライブをイメージ化して仮想PCにマウントする方法も解説し、コアなユーザーを楽しませた。
Windows 7 一周年の盛り上がりを受け、PCパーツショップの店長は「Vista時代に比べて、自作パーツの売れ行きもかなりマシになったので、ユーザーとしても売り手としてもWindows 7の好調ぶりは歓迎しています。ただ、問題はこれからですよ。FF14がコケても平気なほどの、面白い活用法が流行ったらうれしいですね。潜在能力はあるはずなので、流行の兆しをじっくり見守っていきたいと思います」と話していた。
「すごいぜAMD、ちゃんと来た!」――Radeon HD 6800シリーズが一斉に登場
「Radeon HD 6870」「Radeon HD 6850」でGeForce GTX 460を迎撃せよ!
「GeForceもRadeonも、しびれさせてくれるぜ……いろんな意味でな!!」
mini-ITXがメインマシンでもいいじゃないですか
5分で分かった気になる、9月のアキバ事情:FF14が圧倒的な影響力を示した9月のアキバ
「待つしかない。次のビックウェーブを」――フタが開いた後のFF14事情
GeForceかRadeonか:FF14を余裕でこなすグラフィックスカードは?――「G-Tune」でまとめて検証
アキバで深夜販売まで計画される「FF14」のスゴい人気
「Radeon」対「GeForce」の行方は? FF14が話題を集めた7月のアキバ
「GeForceのターンが来そう」――GeForce GTX 460登場でGPU対決が過熱!
「新製品かそれ以上の効果がありそう」――“FF14ベンチ”に沸くアキバの事情Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.