省電力なAVマシンを組もうぜ――春から始めるPC自作ライフ(インテル編)ショップのダメ出し!(3/3 ページ)

» 2011年03月31日 15時00分 公開
[吉川慧(ぜせ),ITmedia]
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Blu-rayや地デジ見るならスピーカーも重要!

ユニットコム系列限定発売の「UNI-2110」。木材を使用し、共振を抑えた作りとなっている

 最後にスピーカーの変更を強く進言された。予算の関係から低価格のモデルを選んでいたのだが、これまでのダメ出しによって、かなりの金額が浮いたためユニットコムの「UNI-2110」を選択。樋熊氏は「AV機能を考えるならスピーカーは重要です。外装が樹脂でできたものだと低音を発するときにビビリ音が耳につきます。このスピーカーの場合、本体に木材を使っているため、共振も起きにくく低音から高音までノイズをあまり感じずに聴くことができます。この製品はツートップをはじめ、フェイスやパソコン工房といったのユニットコム系列でしか手に入らない限定モデルで、価格のわりに性能がよいと評判なんですよ」とオススメされた。

ダメ出しを経て無駄のないAVマシンに!

今回も樋熊氏より、構成表に細かく赤入れをしてもらった

 以上、樋熊氏のダメ出しを受け、AVマシンとして無駄のない構成に生まれ変わった。価格は取材当日の3月下旬におけるツートップ秋葉原本店によるので参考まで。

 目的に必要のない機能をなくしたため、コストパフォーマンスの高い構成に変わっている。またケースやスピーカーの変更で、よりAVマシンとしての機能が充実した。

 最後に樋熊氏から「AVマシンの場合、予算があればTVチューナーやディスプレイは最初からよいものを買うことをオススメします。TVチューナーに関しては録画したデータを圧縮できるタイプが、HDDの容量も食わないのでおすすめです。またTVチューナーは後から変更すると、著作権保護機能の関係でそれまで録画していた番組が見られなくなるので、チューナーを買うときは多少足が出てもよいものを買っておくべきです。ディスプイも前回紹介した、どの角度から見ても見やすいIPS液晶搭載モデルなど、自分の環境に合ったモデルを導入してください」とAVマシンを自作するときの総合的なアドバイスをいただいた。

カテゴリ 製品名 メーカー 単価
CPU Core i3 2100T インテル 1万1450円
★マザーボード H61MH BIOSTAR 7980円
メモリ W3U1333Q-2G CFD販売 3880円
HDD(システム用) 0S02600 日立GST 3470円
★HDD(データ用) 0S03224(OSとセット) 日立GST -
★光学ドライブ iHES104-06 LITEON 5980円
グラフィックスカード - - -
拡張カード DT-H70/PCIEW7 バッファロー 8980円
★PCケース SST-GD05B シルバーストーン 9980円
★電源 GOURIKI3-500A サイズ 6980円
OS Windows7 Home Premium 64bit DSP版 マイクロソフト 1万9770円
液晶ディスプレイ W2261VG-PF LG電子 1万3799円
★スピーカー UNI-2110 ユニットコム 2980円
キーボード/マウス SCY-2IN1-BK /USB Pure Keyboard サイズ 1220円
樋熊氏ダメ出し完了後の構成表。★の部分が変更箇所、価格は計9万6469円だ

 次回以降も、さまざまなテーマで、ベテランショップ店員さんにダメ出しをもらいにいこう。

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