蒸し暑いアキバでマイナス180度の戦い!:MSI主催オーバークロック大会日本決勝(1/2 ページ)

» 2011年06月27日 15時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

OCで世界のトップをとったるぜー。

 MOA(Master Overclocking Aerna)は、MSIが全世界規模で行うオーバークロック大会だ。そのMOAの日本決勝が6月25日に、秋葉原のオーバークロックワークスで行われた。決勝には、6月10日から20日にWebページ上で行われた予選で好成績を出した上位5名が参加し、それぞれ、オリジナルのクーラーユニットと冷却テクニックを競った。

 予選は、LGA 1155対応マザーボードを使用したシステムでSuperPI(mod 1.5)8Mのスコアを競うもので、これ以外の条件は自由とされていた。参加者はCPU、グラフィックスカード、そして、冷却方法を自由に選択してシステムを構築し、SuperPI 8Mを走らせて完走した場合に、そのリザルト画面とCPU-ZのCPUタブ、マザーボードタブ、メモリタブを1枚のスクリーンショットに保存して、そのファイルを登録していく方法で行われ、10日間の予選期間に30人が参加して42の記録が登録された。その中の上位5人がオーバークロックワークスで行われた日本決勝に進んだ。

MOA日本予選上位5位までの記録
順位 参加者 SuperPI 8M結果 CPU動作クロック
1位 motoleader 1分12.859秒 5824.6MHz
2位 Booooon 1分12.984秒 5985.6MHz
3位 Gyrock 1分13.250秒 5689.3MHz
4位 yancyan 1分13.266秒 5715.6 MHz
5位 CAL930 1分13.578秒 5677.6 MHz

 日本決勝のレギュレーションは予選と異なり、マザーボードとグラフィックスカードはMOAを主催するMSIから会場で配布されたマザーボード「Z68A-GD80」とグラフィックスカード「N580GTX Lightning」、そして、64ビット版 Windows 7 Ultimate導入のSSDを使用してシステムを構成し、SuperPI “32M”のスコアと3DMark11のスコアをMOA世界大会ルールに準拠して計算した総合スコアで順位を決める。

予選1位のmotoleader氏(写真=左)に2位のBooooon氏(写真=右)

予選3位のGyrock氏(写真=左)に同じく4位のyancyan氏(写真=中央)、そして、5位のCAL930氏(写真=右)。こうしてみると、AFVに乗り込んで現代戦に挑む兵士の雰囲気も漂っているようないないような

 CPUとメモリ、データストレージデバイス、電源ユニット、そしてクーラーユニットは参加者が用意するが(メモリの「G.Skill DDR3-2200 F3-17600CL7D-4GBXHD」と電源ユニットの「CoolerMaster Silent Pro Gold 1200W」はオーバークロックワークスが競技用に用意したユニットを利用することも可)、マザーボードとグラフィックスカードが決戦当日に渡されるため、競技はクーラーユニットの取り付けという「工作」から始まることになる。これも、MOAの世界大会に準じたルールだ。また、SuperPI 32Mでは、CPUの設定条件がMOAの世界大会に合わせて「倍率50倍固定」とされた。

競技では、マザーボードとグラフィックスカードは配布されたものを使うが、そのほかはクーラーユニットをはじめとして自由に持ち込んでいい。Booooon氏は水冷ユニットに使う大型のラジエータとそこに載せる“ブロック氷”も持参した(写真=左)。さらに、Booooon氏は、6GHz台のオーバークロックに成功したCore i7-2600Kも持ち込んだ。世界でも4個しか確認されていないと伝えられる貴重な現物で、ある海外のオーバークロッカーから3000ドルで売ってほしいとオファーもあったそうだ。決勝では倍率固定となったため出番はなかったのが惜しまれる(写真=右)

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