自作の熱気がベルばらに集結――「2011 AKIBA PC-DIY EXPO 夏の陣」古田雄介のアキバPickUp!(2/2 ページ)

» 2011年06月27日 17時47分 公開
[古田雄介・吉川慧(ぜせ),ITmedia]
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電力監視モニター付き電源や巨大CPUクーラーなど、“節電”系アイテムが人気

クーラーマスター「CM Storm SF19」

 ジャンルの垣根を越えてブースを眺めると、今年はやはり「節電」をキーワードにするアイテムが多くの観衆を集めているようだ。クーラーマスターのブースで注目されていたのは、15〜19型ノートPC向けの冷却台「CM Storm SF19」。14センチファン2基を備えているのが特徴だ。

 個性的なデザインながら、冷却台がPCパーツイベントで注目を集めるのは珍しい。今回の傾向について、同ブースのスタッフは「今年は会社も家庭も節電する傾向から、エアコンの設定温度が高くなっています。そのため、熱がこもりやすいノートPCを使っている方が関心を寄せられているのかなと思います」と話していた。

 NOFENのブースも終日人だかりができていた。基幹パーツのブース以外では一番の混み具合だったが、その目玉は巨大なファンレスCPUクーラーを搭載したケースセットモデル「NOFEN Set A43/A40」だ。直径222ミリのCPUファン「CR-132」が装着できるケースと、ファンレス電源をセットにしている。

 A43はMicro ATX向け、A40はATXサイズのマザーまで対応可能で、グラフィックスボードが挿せる空間的な余裕も大きい。同社スタッフは「環境にもよりますが、TDP100ワットまでのCPUに対応できます。ファンレスで静かなだけでなく、ホコリもたまりにくいので、メンテナンスも楽になると思いますよ」とプッシュしていた。

 また、GEILブースでは、80 PLUS GOLD認証の800ワット電源「THUNDERBOLT PLUS 1」が人気を集めていた。電力変換効率や電圧、温度、ファンの回転数などを表示する5インチベイモニターを付属しているのが特徴。「80 PLUSといっても、電気変換効率をユーザーさんが実感できる機会はなかなかありません。モニターによって常に状況がチェックできるようになれば、静音性だけでなく節電意識を高められると思います」(同社スタッフ)。

NOFEN「Set A43」(写真=左)。NOFEN「Set A40」(写真=中央)。GEIL「THUNDERBOLT PLUS 1」(写真=右)

 そのほかにも、PCI Express x1スロットに接続するマルチインタフェースユニット「USB 3.0 Card Reader+4Port HUB」や、レーザーポインター付きのペン型マウス「P&M-Dolphin」など、アクセサリーや周辺機器類のユニークな新モデルも話題を呼んでいた。ここで注目されたモデルが市場に出回って、新たなブームを作るのは何カ月先か? そう考えながらアキバの各ショップを回るのも一興だろう。

RAIDENの「USB3.0 Card Reader+4Port HUB」(写真=左)。同じくRAIDENのペン型マウス「P&M-Dolphin」(写真=中央/右)

マイクロソフトによるOffice 2010の活用術紹介イベントなど、セッションステージも多くの観衆を集めていた(写真=左)。ユニットコム主催の自作PC組み立て教室も会場地下一階で実施。いわゆる“痛PC”の組み立てが粛々と行われていた(写真=中央)。26日ラストのステージ。声優の吉田仁美氏が会場を盛り上げた(写真=右)

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