そのほかのジャンルでは、ロジクールの光学マウス「Performance Optical Mouse G400」が人気を集めていた。価格は4000円弱で、在庫は潤沢だ。最大3600dpiのセンサーを備え、マクロボタンを8基備える。ポーリングレートは1000Hz。低価格なゲーミングマウスとしてヒットしていた、同社の「MX518 Performance Optical Mouse」の後継モデルで、デザインや仕様をほぼ踏襲している。
パソコンショップ・アークは「MX518は、一部の尖った機能を追求しないなら、どんなゲームでもそこそここなせるオールマイティな性能があって定番になっていました。その後を引き継ぐモデルということで、安定したヒットが期待できると思います」と語る。なお、ゲーミングマウスには光学式とレーザー式があるが、カーソル動作を追求する人は光学センサーを選ぶ傾向が強いそうだ。
「レーザーはどこでも快適に操作できるというメリットがありますが、読み取りしやすいマウスパッドの上なら、光学マウスのほうが細かい動作をより正確に反映するみたいです。机上に完璧な環境をそろえているなら光学マウスのほうが威力を発揮できるかもしれません」(フェイス秋葉原本店)とのこと。
PCケース売り場で目立っていたのは、サーマルティクの「Level10 GT Snow Edition」。デザイン性の高い「Level10 GT」のホワイトモデルで、価格は3万3000円弱となっている。Level10 GTは、マザーボードを固定する部屋とドライブベイなどが明確に区切られたデザインで、個別の冷却性を高められる機能性と、斬新なデザインで話題を呼んだモデルだ。
TSUKUMO eX.は「最近はロングヒットしているケースにホワイトモデルが加わるパターンが多いです。自作PC初期のころはアイボリーが中心で、黒やシルバーが人気を集めるという流れでしたが、ユーザー層が変化してニーズも変わってきているのでしょう。あとは夏だけに、少しでも目に涼しいものがほしいということもあるかもしれませんね」と話していた。なお、一部ショップでは、Level10 GTのブラックモデルに水冷キットを内蔵した「Level10 GT LCS」も販売している。価格は4万5000円前後だ。
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