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» 2011年09月07日 16時00分 公開

IFA 2011:世界三大ノートPCベンダーがUltrabookで競演! (2/2)

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
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Lenovo「IdeaPad U300s」

 Lenovoは、IFAに合わせてノートPC製品のIdeaPadシリーズの「U300s」「U300」「U400」を発表した。このうち、U300sがUltrabookに対応したモデルだ。CPUは、ほかのUltrabookと同じく、Sandy Bridge世代のCore i3、同Core i5、同 Core i7の搭載が可能。データストレージに256GバイトのSSDを搭載構成では、Enhanced Experience 2.0 RapidDrive SSDによる、“10秒以内での高速起動”を訴求していた。

LenovoのIdeaPad U300s。本体はアルミニウムベースで、1000米ドル以下(欧州では1000ユーロ以下)のバリュークラスノートPCにありがちなチープな印象ではなく高級感がある

 本体の厚さは14.9ミリ、液晶ディスプレイサイズは13.3型ワイドで解像度は1366×768ドット。バッテリー駆動時間は最大で8時間となる。また、ThinkPad X1で導入した「Rapid Charge」という技術で、バッテリー容量50%の充電が30分で可能だという。

 Lenovoの資料によれば、実売価格として1199.99米ドルを予定しているというが、IFAのLenovoブースで確認したスタッフの説明では、現時点でアナウンスしているのは独国内の出荷計画のみで、価格は999ユーロを予定しているという。発売日の詳細は不明だが、Lenovoでは11月に全世界で販売を開始したいとしている。

本体を横から見ると、こちらもディスプレイの薄さが目立つ(写真=左)。右側面にあるインタフェースは、HDMIとUSB 3.0だ。なお、左側面にはUSB 2.0を搭載する(写真=右)

拡大したSamsungの「Slate PC」シリーズ

SamsungのSeries 9 Notebook。同社の薄型ノートPCでも最もUltrabookに近いポジションにある

 以上の3メーカーにASUSを加えて世界4大ノートPCベンダーが用意したのが、Ultrabook第一世代ということになる。IFA会場では、これらUltrabookとともに、Samsungが薄型ノートPCのラインアップをそろえていて、その中に、Windows 7が動作するタブレットPCが展示されていた。

 Samsungは、IFAに合わせて「Series 7 Slate PC」を発表している。Sandy Bridge世代のCore i5シリーズを搭載した構成で64ビット版のWindows 7が動作し、データストレージには128GバイトのSSDを搭載する。バッテリー駆動時間は最大7時間。ディスプレイのサイズは11.6型ワイドで、無線接続には無線LANのほか、3GやWiMAXに対応する。また、A-GPSも利用できる。

 本体に用意する入力デバイスはタッチスクリーンとなるが、これとは別に、Bluetooth接続の外付けキーボードにも対応する。タッチ操作用のスタイラスペンも用意されており、これを利用した業務用タブレットデバイス的な運用や、手書き認識による文字入力やメモも可能だ。

 Series 7 Slate PCの出荷地域は不明だが、スタッフの説明によると、1099〜1349米ドルの価格帯で10月より出荷するという。外出先でのナビゲーション装置やコミュニケーション手段に利用できるほか、Androidタブレットとは異なりWindowsが動作しているため、現在Windows PCで使っている業務用アプリケーションの環境を移行することもできる。「タブレットに興味があるが、iPadやAndroidでは仕事で使えない」と考えている企業ユーザーでも、このモデルなら導入が容易だろう。

Windows 7が動作するタブレットPC「Series 7 Slate PC」では、無線キーボードと組み合わせたり(写真=左)、画面に直接タッチして操作したりするほか(写真=中央)、スタイラスペンを使ってより正確なタッチ操作も可能だ(写真=右)。ただ、本体にスタイラス収納スペースがないため、別途持ち歩く必要がある

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