クセのある操作! 快速挙動! 動画あり! ──Windows 8速攻レビューBUILD(4/4 ページ)

» 2011年09月14日 02時17分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

Storeアプリ

 評価機材では、ホーム画面に「Store」アイコンが確認できたものの、今のところ、タップしてもストアに接続できない。製品版では、アプリケーションが購入できるアプリストアとして機能するはずだ。アプリケーションには価格だけでなく、無料の試用期間なども設定できる。開発者は作成したアプリケーションにこれらの設定を行い、Microsoftに審査を依頼することで、審査進捗をチェックしつつ、アプリケーションが販売できる。

 開発言語はC、C++、C#、VB、HTML+JavaScriptなどを選べ、Win32アプリケーション、.NETアプリケーション、HTML5まで、Windowsが標準でサポートする実行形式のいずれかを選択できる。Windows 8ではアプリケーションの実行環境が2種類用意され、従来のデスクトップ画面で動作するもの(Win32、または、.NET)、新しい「WinRT」というランタイム上で動作するもの(XAML、または、HTML5ベース)のいずれかを用いることになる。WinRTで動作する場合、Windows Phone 7でも導入された「Metroスタイル」と呼ばれる方式の全画面表示が基本となる。

 従来のデスクトップアプリケーションが残る一方で、今後はタブレットデバイスなどをターゲットにWinRTとMetroベースのアプリケーションが増えてくる可能性もある。なお、Storeでx64やARMなど、プラットフォームごとにアプリケーションをどのように提供していくのかの詳細は依然として不明だ。また、ARM版 Windows 8でWinRT以外のバイナリコードをどのように処理していくのかも分からない。このあたりは、BUILDで明らかになり次第、紹介したい。

デスクトップでWordPadを立ち上げて日本語を入力する。こちらは従来の表示スタイルに近い。なお、MetroスタイルのUIからWordPadを呼び出すと、このデスクトップ表示に切り替わる。Metroスタイルとデスクトップ、どちらの表示タイプになるかはアプリケーションの実行形式(Win32/.NET。または、WinRT/HTML5)で決まるものと思われる(写真=左)。3Gデータ通信のコネクションマネージャーも標準で統合する。今後はこうした3GモデムやWiMAX、または、LTEをチップセットで統合したタイプのWindows 8導入デバイスが増えてくるだろう。評価機では、AT&Tが用意した料金プラン契約用のMetroスタイルアプリへ誘導され、ここで契約を行えるようになっている


 以上、1時間程度だが、Windows 8を導入した評価機材を操作して気付いた点を紹介してみた。軽快に動く一方で、クセのある操作に慣れる必要がある点が気になった。リリースまで1年近くあるこの時期に登場したβ版ということで、ブラッシュアップの途上にあり、今後のさらなる改良に期待したいところだ。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月06日 更新
  1. マウス機能も一台に集約できる「Ewin ミニキーボード」がセールで20%オフの2544円に (2026年07月01日)
  2. Mini-ITXよりmicroATXが旬? 人気集まるLian-Li「B4-mATX」と、デュアル10GbEと128GBメモリ搭載で69万円超えミニPCに注目 (2026年07月04日)
  3. 約79万円の「RTX 5090」即完売の裏で精密工具の意外な需要も アキバで進む二極化の最新事情 (2026年07月06日)
  4. 米商務省の輸出規制解除を受け、Anthropicの「Claude Fable 5」が復活/Googleが画像生成AI「Nano Banana 2 Lite」を発表 (2026年07月05日)
  5. 欲しい新型PCがまさかの70万円超!? 買い換えを断念した筆者が「ThinkPadの保証再延長」で65万円くらい浮かせた話 (2026年07月03日)
  6. 視界に情報が浮かぶ「Rokid AIスマートグラス」を試す スマホを超えるトキメキあり? (2026年06月30日)
  7. レノボ、スピーカー9基を備えた12.1型Androidタブレット「Lenovo Tab Plus Gen 2」 (2026年06月30日)
  8. Macで外付けGPUが使える「TinyGPU」をRTX 5060 Tiで検証 実用性と浮き彫りになった課題 (2026年06月29日)
  9. エプソンが提案する“自作推し活”の最前線――プロジェクションマッピングから「エモい」レシートプリントまで (2026年07月03日)
  10. 完全ワイヤレスなのに有線クラスの低遅延を実現! Razerのワイヤレスイヤフォン「Hammerhead V3 HyperSpeed」を試す (2026年07月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー