ソニーは9月27日、VAIOノート用のオプションとして、3Dグラスなしで裸眼による3D立体視が行える「3Dパネル」を発表した。Blu-ray Discドライブを搭載したVAIO S(SA/SB)用の「VGP-FL3D13A」、VAIO S(SE)用の「VGP-FL3D15A」、VAIO C(CB)用の「VGP-FL3D15B」を2011年10月22日に発売する予定だ。ソニーストアの直販価格はそれぞれ1万2800円。
3Dパネルは左右にクリップが付いており、VAIOノートの液晶ディスプレイに装着して利用する。3Dパネルはレンチキュラーレンズ方式を採用。画面上の最適な位置に左目用と右目用の画像をミックスして表示し、表面の微細なレンズを通して左目と右目にそれぞれ違う画像を届けることで、裸眼による3D立体視を実現する。
ノートPC内蔵のカメラで視聴者の顔を撮影し、ソニー独自の顔認識技術で顔の位置に合わせて最適な3D画像を作成して表示する仕組みだ。視聴時に顔の位置を動かしてもカメラが追従し、適切な3D画像になるように自動調整する機能も持つ。
製品には、Blu-ray 3Dを視聴できる「CyberLink PowerDVD BD」と、3D写真(MPO形式)が閲覧できる「TriDef 3D photo Viewer」、ユーティリティを収録したソフトウェアディスクが付属する。2D/3D変換やハンディカムで撮影した3D映像などには対応しない。
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