「こういう奥深さも必要でしょう」――Sandy Bridge世代の「Xeon E5」が登場!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2012年03月12日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「やっぱ国産」「やっぱ十和田製」の声多数――パイオニアBD-Rドライブ「BDR-S07J」が話題に

パイオニア「BDR-S07J」

 ドライブ類で目立っていたのは、パイオニア製のBD-Rドライブ「BDR-S07J」だ。BDXLに対応するパッケージモデルで、価格は2万1000円前後。ベゼルカラーは白と黒に加え、ラバーブラックも用意する。ラバーブラックのみ、1000円高く売るショップが多い。

 BDR-S07Jは、エラーデータ補間の発生を低減する原音再生技術の最新版「PureRead 3+」や、防塵と静音性を高める独自設計のボディなどを採用しており、同社製BD-Rドライブのなかでも上位の品質を持つ。これらの付加機能をいくつか省いてコストダウンを図った下位のBDXLドライブ「BDR-207J」が1月末に1万5000円前後で登場しているが、各店舗での反響はBDR-S07Jが数段上だった。

 その主な要因になっているのが生産地だ。下位モデルはBDR-207Jの世代から中国生産に切り替わったため、アキバでは「わざわざ1世代前の国内製ドライブを探し求める人もいました」(ツートップ秋葉原本店)といった動きまで起きている。対するBDR-S07Jは、パッケージで青森県十和田工場生産を明記しており、日本製にこだわるユーザーの心を引きつけたわけだ。

 TSUKUMO eX.は「光学ドライブの品質が産地で変わることは、昔は常識でしたから。今はどこでも一定のクオリティがあるとはいえ、やはりこだわる人は少なくありません。とくにパイオニアはBDドライブの中でも最高級なブランドになっているので、その傾向が特に強く出ると思います」と話していた。

十和田生産の文字が大きくプリントされている(写真=左)。3種類のカラーバリエーション別パッケージ(写真=中央)。下位の「BDR-207J」。パッケージに産地のロゴはない(写真=右)

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