インテルの新型SSDと「ISRT」で快適動作――「MDV-ASG8260B」を試す:大容量HDDにSSDの速さをミックス(2/2 ページ)

» 2012年03月14日 11時32分 公開
[小川夏樹(撮影:矢野渉),ITmedia]
前のページへ 1|2       

インテル・スマート・レスポンス・テクノロジーの効果は「イイネ!」

 「それではいつものベンチマークソフトの結果を……」といきたいところだが、インテル・スマート・レスポンス・テクノロジーの効果を引き出すために、今回ベンチマークはすべて2回ほど完走させてから3回目を計測結果として掲載した。

 計測したベンチマークソフトは、PCMark05、PCMark Vantage、PCMark 7、グラフィックス関連では3DMark 06、3DMark Vantage、3DMark 11、これにゲーム系のFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3、FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkだ。3DMark 11に関しては「Performance(標準)」「Entry」「eXtreme」を計測している。

Windows 7 エクスペリエンスインデックスの画面。HDDのスコアが5.9と低く出ているが、ほかは総じて高い。ハイスペックと言っていい結果だ

 まずはWindows 7のエクスペリエンスインデックスをチェックしてみる。各スコアはCPUのスコアが7.6、グラフィックススコアはデスクトップと3Dゲームともに7.9、メモリが7.9でHDDの数値が意外や意外、5.9となった。ただ、システムがSSDではなくHDDにインストールされているため、単純にHDDの読み書き速度をチェックしてこのスコアになったのだろう。

 また、エクスペリエンスインデックスではかんばしくなかったHDDのスコアだが、各種ベンチマークテストの結果は、逆にHDD回りで高いスコアが出た。計測している対象がHDD(だとOS側が認識している)のはずなのに、SSDで計測した結果に似た高いスコアが出ていることに驚かされる。これがキャッシュの効果ということなのだろう。ベンチマークテストでもインテル・スマート・レスポンス・テクノロジーの効果は、はっきりと出ているのが分かる結果だ。

 FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3のLowが1万2000超え、Highで1万超えというのは、CPUとGeForce GTX580のおかげである。“重い”といわれるFINAL FANTASY XIV Official Benchmarkのスコアも、Lowで6000台、Highでも5000台とヌルヌル動く。最新3Dゲームでも難なくプレイできる性能だ。ゲーム用マシンとしても不満はないだろう。

PCMark05(画面=左)、PCMark Vantage(画面=中央)、PCMark 7(画面=右)の結果

3DMark06(画面=左)、3DMark Vantage(画面=中央)、3DMark 11(画面=右)の結果

FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=左)、FINAL FANTASY XIV Official Benchmark(画面=右)


 以上、ASG8260Bを紹介してきたが、PCを使い込めば使い込むほどキャッシュの効果も上がり、OSが快適になるというインテル・スマート・レスポンス・テクノロジーには「イイネ!」をつけて差し支えない。

 まもなくインテルの新世代CPU「IVY Bridge」が登場予定だが、Intel Z68 Expressチップセットでも対応できるということなので、将来的にはCPUの乗せ換えも可能だと思われる。“IVY Bridge待ち”を意識せずに現状の構成で購入しておき、IVY Bridgeが手ごろな価格になったら乗せ換えるのが賢い買い方かもしれない。

→「MDV-ASG8260B」をマウスコンピューター公式サイトで購入する
高い性能を活かす、幅広い拡張性。より高いニーズへ応える可能性を持ったハイパフォーマンスモデル


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. Windows 11でサインイン後に「画面が真っ黒になる」事象が確認される 発生時は暫定解決策あり (2026年09月28日)
  2. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  3. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  4. 斜め吸気や底面ARGBなどThermaltakeの新作ピラーレスケースが話題に! Lexar製SSDはモデル数が拡充 (2026年09月28日)
  5. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  6. 入手困難な「PS5 Pro」の販売がソニーストアで再開 発送は11月以降、購入申込み条件はPS5/PS4のプレイ実績60時間以上 (2026年09月28日)
  7. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  8. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  9. 「約12万円のPS5 ProよりゲーミングPCを買った方がいい」は本当なのか? 同等スペックで組んだら価格は…… (2024年09月19日)
  10. Ryzen AI Max+を搭載したハイスペック9型ミニノート「GPD WIN Max 3」 (2026年09月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー