ASUSの“ミリデコ”マザーは“キュラキュラ”と音がしそうだ:COMPUTEX TAIPEI 2012(2/2 ページ)

» 2012年06月11日 18時37分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       

全能の名を与えられたマザーボードが参考展示

 ASUSのブースでは、コンセプトモデル「ZEUS」も用意していた。“全能の神”の名として神話で知られている名称を与えたコンセプトモデルだけに、そのデザインは、大型のヒートシンクと金色を取り入れて“まばゆい”。この大型のヒートシンクは、オンボードで搭載するグラフィックスコア(外付けGPUをオンボードで実装する)を冷却するもので、ヒートシンクに隣接するエリアにはグラフィックスメモリを実装する。

 Intel X79 Expressチップセットを採用し、メモリスロットは8基を搭載して最大容量は128Gバイトまで載せられる。有線LAN、無線LANを搭載、無線LANではIEEE 802.11acをサポートする。10基のSerial ATA 6Gbpsと12基のUSB 3.0を利用できるだけでなく、2系統のThunderboltも搭載するなど、実装する機能も「1枚の基板で用意できる最高のもの」(ASUSの製品説明より)を盛り込むことをコンセプトとしている。ただし、最終仕様は決定しておらず、出荷するかどうかも未定という。

“全能の神”の名前でもある「ZEUS」と名づけたコンセプトマザーボードは、GPUを含めたオンボードコントローラを載せるだけ載せて可能な限り多機能とすることを意図してデザインしている

バックパネルには8基のUSB 8.0にHDMI、DisplayPort、有線LAN、無線LANとBluetooth用のアンテナ端子、2基のeSATA、そして、2基のThunderboltが並ぶ(写真=左)。マザーボードのヒートシンク周辺には、EPUやTPUのオンオフスイッチとともにメモリチップを実装する。これは、ヒートシンクの下に実装するというGPUで使うグラフィックスメモリと思われる(写真=中央)。電源回路では、ASUS独自の「Digi+EPU」を採用する(写真=右)

TUFだから盛り上がる“ミリデコ”マザーボート

 ASUSのマザーボードで、地味ながらも意外と注目されているラインアップに「TUF」(The Ultimate Force)シリーズがある。もともとは、「Sabertooth」サブブランドの耐久性を訴求するためのブランドだったが、そこから「軍事的志向」に派生して人気となっているという。その典型的な例が、TUFシリーズのマザーボードを用いた“ミリタリーデコレーション”(略してミリデコ。なお、この名称はASUSの公式名ではなく、ここで勝手に命名したものだ)だ。ASUSブースには自作PCユーザーがデザインした、ミリデコを施した「Sabertooth Z77」を展示していた。

物資集積所をイメージしたミリデコ。もう、このまま、ミリタリープラモデルのジオラマとして通用してしまいそうな外観だ

Sabertooth Z77に標準で搭載するThermal Armorに着色するだけでも、野戦陣地的な雰囲気がでる。さらに、PCケースと組み合わせて対空陣地にしてしまったミリデコも登場した

IFVのようなミリデコを施したSabertooth Z77。ここまで来ると専用キットのようだ。CPUファンは車長用ペリスコープハッチで、大型のロケットランチャーは水冷のラジエータを使っている。小型の支援火器、または、エンジンユニットのように見えるのはメモリクーラーユニットを利用している。キャタピラの音が聞こえてきそうな完成度だ

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. Windows 11でサインイン後に「画面が真っ黒になる」事象が確認される 発生時は暫定解決策あり (2026年09月28日)
  2. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  3. 「Copilot+ PC」ブランドは終了したのか? 普及に伴い変化するMicrosoftのAI戦略 (2026年09月29日)
  4. 斜め吸気や底面ARGBなどThermaltakeの新作ピラーレスケースが話題に! Lexar製SSDはモデル数が拡充 (2026年09月28日)
  5. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  6. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  7. 入手困難な「PS5 Pro」の販売がソニーストアで再開 発送は11月以降、購入申込み条件はPS5/PS4のプレイ実績60時間以上 (2026年09月28日)
  8. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  9. Ryzen AI Max+を搭載したハイスペック9型ミニノート「GPD WIN Max 3」 (2026年09月28日)
  10. 余ったTVやディスプレイをフォトフレーム/サイネージ化できるサンワのVESAマウント対応プレーヤーを試す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー