最新版のMicrosoft Officeにあたる「Office 2013」の発売はまだ先だが、その「カスタマープレビュー」版がオンラインでダウンロード可能になっている。2013年6月30日までの試用を目的とした期間限定版ながら、機能の多くはそのまま利用でき、タブレットやタッチUIの世界でのOfficeを体験できる。Windows 8ユーザーは、まずこれを試してみたい。
Officeカスタマープレビューの特設Webページにアクセスして、Microsoftアカウントでログイン、必要な情報を入力すると、あとは64ビット版 または、32ビット版のダウンロードが可能となる。Office 2013は「ストリーミングインストール」と呼ぶ機能に対応しており、オンラインから必要ファイルをダウンロードしてインストールを行いながら、すぐに使い始められる。ユーザーの作業中もインストールは継続し、インストールが進むごとに該当する機能のブラックアウトが解除されていく形だ。


発売までまだ数カ月ほどかかるとみられるが、最新のMicrosoft Officeが「カスタマープレビュー」でオンラインから提供している。2013年6月30日までの期間限定試用バージョンだが、機能的に大きな制限はない。「ストリーミングインストール」機能のおかげで、インストール中からアプリケーションの利用を開始できる「OSは基本的にデフォルト状態で使用する」を信条としているユーザーも少なくないが、自分用にカスタマイズを行いたいユーザーも多いだろう。従来のWindowsほどの自由度はないものの、基本色やスタート画面のデザイン、ロックスクリーンの画像などでカスタマイズできる。
非カスタマイズ派のユーザーであっても、ピクチャーパスワードとPINコード入力は使いやすいようにカスタマイズしたいところだ。Windows 8のデフォルト状態では「Microsoftアカウントのパスワード入力」が毎回必須となるため、タッチスクリーンのみのユーザーには操作が面倒だ。そこでタッチ操作で簡単に入力できるピクチャーパスワードや、数字4桁の入力のみというPINコードにパスワード入力を切り替えることで使いやすくなる。特に、Windows 8を導入したタブレットPCでは、操作の間を置くと自動的に画面を消し、再度操作を開始する場合にはロックスクリーンを解除する必要があるため、このあたりの手間はばかにならない。

Windows 8はデフォルト状態でロック解除やログインに毎回Microsoftアカウントのパスワード入力が必要だが、自分でオリジナルの画像を用意してピクチャーパスワードを設定したり、4桁の数字のPIN番号を設定したりと、タッチ操作でも使いやすい入力方式も使えるさあ、いよいよWindows 8の発売だ。ニューヨークでは発売記念イベントが行われ、Microsoftの“公式”Windows RTデバイス「Surface RT」が入手できるという。次回はこの速攻レビューを紹介する予定だ。
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