写真で見る「iPhone 5c」

» 2013年09月13日 11時10分 公開
[田中聡,ITmedia]

 「iPhone 5s」と同時に発表されたもう1つの新モデル「iPhone 5c」は、iPhone 5の機能をベースに、カラフルな5色を採用しており、よりカジュアルにiPhoneを使える。なお、5cの「c」は文字どおり「colorful」を意味する。

photophoto 5色をラインアップした「iPhone 5c」
photophotophoto 「iPhone 5c」のブルー

 外装のプラスチック素材にはポリカーボネートを用いており、この外装に、アンテナの役割も果たすというスチールの強化フレームをレーザーで溶接している。表面にはハードコーティングを施していることもあり、高い質感を得られる。また、iPhone 5cには塗装を施していない。つまりブルーのボディの場合、もともとブルーの素材を使っているので、端末を傷付けたりしても、塗装が剥げ落ちることもない。各カラーは背面から側面にかけて色が付いているが、パーツの切れ目が一切なく、シームレスなボディを形成していて美しい。iPhone 5sより価格が安いことや、ボディにプラスチックを用いていることから「廉価版」と評されることの多いiPhone 5cだが、デザインや質感からは「単なる廉価版とは違う」と感じた。

photophotophoto 外側のポリカーボネートにスチールの強化フレームを溶接している

 iPhone 5cでは側面の角が削がれているのも特徴だ。iPhone 5や5sの側面は角張っているので手に当たるのが気になるが、5cは手に優しい。一方で強化フレームやラウンドフォルムを用いたことが影響してか、本体の幅はiPhone 5/5sの58.6ミリから59.2ミリに、重さはiPhone 5/5sの112グラムから132グラムに増している。それでも幅50ミリ台なら十分細いだろうし、重さもiPhone 4S(140グラム)よりは軽くなっている。

photophoto ホワイト(写真=左)とピンク(写真=右)
photophoto iPhone 5と比較
photophoto 角がしっかりと削がれているので持ちやすい
photophoto
photophoto 電源キー、イヤフォンジャック、スピーカー、マナーキー、ボリュームキー、SIMスロットなどの位置はiPhone 5sと同じだ
photophoto おなじみのホームボタン(写真=左)。800万画素カメラとフォトライト。iPhone 5sのTrue Toneフラッシュは搭載していない(写真=右)
photophotophoto 画面も含めてコーディネートできるよう、iPhone 5cの本体色に合った壁紙をプリセットしている
photo

 Apple純正のケースには、シリコンで作られた6色を用意。カメラやスピーカー部分がくり貫かれているのはもちろん、背面にはデザイン上の措置で7×5個の穴を開けており、iPhone 5c本体とケースのカラーで計30パターンの組み合わせを楽しめる。本体を光沢、ケースをマットにすることで、質感のコントラストを楽しめることも狙ったという。ケースにはアップルロゴも刻印されていて美しいが、ケースを装着すると、5c本体の「iPhone」ロゴが隠れてしまい、「hon」しか表示されないのは少々残念。

photophoto ケースもカラフルなものを用意した(写真=左)。装着すると、背面の「iPhone」ロゴは中途半端に隠れてしまう(写真=右)

 A6チップ、4インチ(640×1136ピクセル)Retinaディスプレイ、5枚構成レンズの8メガピクセルカメラなど、ハードウェア性能はiPhone 5とほぼ同じ。ただしLTEネットワークはiPhone 5sと同様に、利用できるバンドがiPhone 5よりも拡大しており、KDDIがメインバンドとして使用している800MHz帯をサポートしている。5sのA7チップ、指紋センサー、True Toneフラッシュなどは搭載しない。

iPhone 5s/5c/5の主なスペック
iPhone 5s iPhone 5c iPhone 5
サイズ 58.6×123.8×7.6ミリ 59.2×124.4×8.97ミリ 58.6×123.8×7.6ミリ
重さ 112グラム 132グラム 112グラム
容量 16、32、64Gバイト 16、32Gバイト 16、32、64Gバイト
ボディカラー シルバー、スペースグレイ、ゴールド ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン ブラック、ホワイト
チップ 64ビットアーキテクチャ搭載A7チップ A6チップ A6チップ
ディスプレイ 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ
Touch ID
アウトカメラ 8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー(1画素あたり1.5ミクロン)
F2.2
True Toneフラッシュ
バーストモード
8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー
F2.4
8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー
F2.4
インカメラ 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー
バッテリー駆動時間 3G通話時間:最大10時間
インターネット利用:LTE最大10時間、3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間
連続待受時間:最大250時間
3G通話時間:最大10時間
インターネット利用:LTE最大10時間、3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間
連続待受時間:最大250時間
3G通話時間:最大8時間
インターネット利用:LTE・3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間
連続待受時間:最大225時間

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月25日 更新
  1. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  2. AI故人との対話は「1年」まで?――開発者があえて「卒業」を推奨する理由 (2026年02月24日)
  3. 羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー (2026年02月24日)
  4. パーツ高騰の救世主? 実売6000円弱のコンパクトPCケースや1.4万円のIntel H810マザーが話題に (2026年02月23日)
  5. 16GB版と8GB版のすみ分けが進むRTX 5060 Ti――HDD「完売」報道の影響は? 今週末のアキバパーツ事情 (2026年02月21日)
  6. モニター台とドッキングステーションが合体した「Anker USB-C ハブ 10-in-1 Monitor Stand」が28%オフの1万7990円で販売中 (2026年02月20日)
  7. マウスの概念が変わる! ロジクールG「PRO X2 SUPERSTRIKE」が切り開く“身体感覚”と直結する新たなクリック体験 (2026年02月18日)
  8. ルンバが日本のために本気を出した! 「Roomba Mini」が示す“小が大を兼ねる”新基準とは (2026年02月21日)
  9. サンワ、手首の負担を軽減するエルゴデザイン形状のワイヤレストラックボール (2026年02月24日)
  10. Amazfit、チタン合金ボディーを採用した高耐久スマートウォッチ (2026年02月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年