Windows 10プレビュー版に加わった新しい更新設定「Release Preview」とは?鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2016年02月15日 08時00分 公開
前のページへ 1|2       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Windows 10のアップデート履歴を記載するページが登場

 「Windows as a Service」を標ぼうするWindows 10では、これまでのWindows OSより高頻度にアップデートを提供することで、「できるだけ多くのユーザーの環境を最新状態に保つこと」を実現しつつある。その一方で、「見た目の変化はほとんどなく、実際にどこに変更が加わったのかが分かりにくい」という意見もあるだろう。

 Windows 10の開発を指揮するテリー・マイヤーソン氏は、November Update(1511)を提供する直前の10月29日、「ユーザーから受け取ったフィードバックへダイレクトに返答するために、個々のアップデートでどのような変更をしたのかの文書化を進めていく」とコメントしている。実際、やや時間はかかったものの、「Windows 10 update history」のタイトルで示されるページにアップデートでの変更内容がまとめられるようになった。

Windows 10 update history 「Windows 10 update history」というWindows 10で提供されたアップデート情報を記述する専用ページが登場した

 現在のところ、このページには2月9日(米国時間)に配信が開始された「累積的アップデート(Cumulative Update)」での変更点しか記載されていない。このアップデートはTH1こと2015年7月29日に初めて一般公開されたWindows 10(Build 10240)と、TH2ことNovember Update(1511)の2つのバージョンにそれぞれ配信されており、適用後のビルド番号はそれぞれ「Build 10240.16683」と「Build 10586.104」となる。

 今後は「history」の文字通り、アップデートの履歴が連ねられていくとみられ、資料として参照が可能になるだろう。ただし、現在のところ英語の文章しか用意されていないようだ。

Windows 10 update historyの履歴 現状では2月9日に配信された累積的アップデートの情報しか記載されておらず、今後の充実に期待したいところだ
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  7. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. 日本HP、“量子コンピューティングによる攻撃”も見据えたセキュリティ強化の法人向けPCをアピール (2024年03月28日)
  10. そのあふれる自信はどこから? Intelが半導体「受託生産」の成功を確信する理由【中編】 (2024年03月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー