高性能なのに静音!? Pascal世代の最新GPUを搭載したデュアル水冷モデル「G-Master Hydro Z170」Pascalで水冷(2/2 ページ)

» 2016年08月17日 23時00分 公開
[ITmedia]
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Skylake+Pascalの最新ハイエンドシステム

 基本システムはSkylake(開発コード名)こと第6世代Coreと、PascalアーキテクチャのGeForce GTX 10シリーズを組み合わせた最新システムだ。CPUはCore i5-6400TからCore i7-6700Kまで9種類から、グラフィックスはGTX 1070/1080だけでなく、前世代のGTX TITANや980Tiも残されている。

 マザーボードは標準でASRockの「Z170 Extreme 4」を採用。PCI Express 3.0 x4対応のM.2スロットや、Type-A/Type-C両方のUSB 3.1ポート、高品質オンボードサウンドなど先進機能を搭載しており不満はない。またBTOではさらに上位のAsRock Z170 Extreme 6や、ASUSおよびMSIのゲーミングマザーも選べる。

CPU-Z(画面=左)とGPU-Z(画面=右)の画面

 メモリは標準で8GB(4GB×2)のPC4-17000 DIMMを搭載。容量はBTOで最大64GB(16GB×4)まで増設できるほか、CorsairのVENGEANCEも用意されている(こちらは最大32GBまで)。ストレージは標準でCrucialの480GB SSD「CT480BX200SSD1」を搭載するが、PLEXTORやSanDisk、Intel、東芝などブランド指定で選べるほか、データ用に大容量HDDを追加することも可能だ。BTOメーカーの中でもブランド指定で幅広い選択肢からパーツを選べるのもサイコムの特徴といえる。

ベンチマークで新世代システムの性能を確かめる

 それでは定番ベンチマークテストで性能を見ていこう。評価機の構成は、CPUにCore i7-6700K(4GHz/最大4.2GHz)、チップセットにZ170、メモリが8GB、ストレージが750GB SSD+1TB HDD、グラフィックスにGeForce GTX 1070を搭載する。現状のBTOメニューではCrucialの750GB SSDは選択できないが、同構成はファイナルファンタジーXIV推奨モデル「G-Master Hydro Z170-FFXIV2」に近い。

 CPU性能の指標になるCINEBENCH R15の結果は、定格4GHzを超える4コア/8スレッド動作のCore i7-6700Kだけあってスコアは893cbと高く、シングル時も175cbと優秀。基本的なOS操作はもちろん、動画編集などの負荷が高い作業まで快適にこなせるはずだ。

CINEBENCH R15の結果

 次に、実際のアプリケーションを利用してPCの各種用途をシミュレートするPCMark 8は、Homeが5118、Creativeが7988、Workが5435とこちらも優秀な結果。CPU性能だけでなく、グラフィックスやストレージも含めたシステム全体としても高いレベルでバランスのとれた構成であることが分かる。

PCMark 8の結果。左からHome、Creative、Work。幅広い用途に活用できる性能を持つ

 一方、ゲームプレイの快適さに直結するグラフィックス性能は、3DMarkが示したスコア通り非常に良好な結果。Fire Strikeのスコアで11924、4K解像度でのゲーム性能を測るFire Strike Ultraでも3257と高い画質でゲームを楽しめる性能を備えている。FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークでも同様に、1920×1080ピクセル/最高画質/DirectX 11の設定で14375のスコアを出し「非常に快適」の指標、3840×2160ピクセルの4K/最高画質設定でも「快適」評価のスコアを示した。

3DMark Fire Strike(画面=左)とFire Strike Ultra(画面=右)の結果

3DMark Time Spyの結果

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマークの結果。左が1920×1080、右が3840×2160の最高画質設定

 以上のように、最新世代のCPUとGPUによって非常に高い性能を実現しつつ、動作音がまったく気にならないことに驚かされる。Web閲覧などの通常利用で騒音を感じることは皆無だし、負荷の高いベンチマークの連続実行時でも、意識的に音を聞こうとしなければ意識しないレベルだ。まさにハイエンドと静音性を両立するデュアル水冷ならではと言える。

 G-Master Hydro Z170の価格は、Core i5-6400とGTX 1070を搭載した標準構成なら送料/税込みで18万1320円と20万を大きく切り、評価機の構成に近いFINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドの推奨認定モデルである「G-Master Hydro Z170-FFXIV2」でも送料/税込みで22万4510円と手の届きやすい価格に収まっている。高性能なゲーミングデスクトップPCは各社ラインアップしているが、ひと味違うプラスαを求めるのなら、上質さを求める独自のこだわりを持つサイコムはうってつけのメーカーといえる。


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