「Google Nest Hub」は画面付きスマスピで最高の完成度 気をつけるポイントは?:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2019年06月21日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 エッジスワイプによる操作は以上だが、ここで設定できない項目は、すべてスマホアプリ側で行うものと考えればよい。具体的には、ディスプレイの明るさにまつわる挙動や、ホーム画面の表示項目、スマートスピーカーではおなじみとなる応答音のオン/オフなどだ。本体だけでは全ての設定が行えないことは、知っておくべきだろう。

Google Nest HubGoogle Nest Hub スマホアプリではさらに詳細な設定が行える。これはディスプレイの挙動の設定(画面=左)。夜間モードの設定。特定の曜日だけに適用することができる(画面=右)
Google Nest HubGoogle Nest Hub ホーム画面における表示項目や、スライドショーの速度を設定できる(画面=左)。スマートスピーカーではおなじみの応答音オン/オフはアプリ側で設定する(画面=右)
Google Nest Hub Google Home譲りのイコライザー機能も搭載している

現行の画面付きスマートスピーカーでは最高の完成度

 以上、基本的な機能をざっと使ってみたが、画面サイズの割にボディーがコンパクト、設置のしやすさと使い勝手の良さを兼ね備えており、欠点らしい欠点が見当たらない。画面をタップしての操作は、初見ではやや分かりづらいが、マニュアルなしでもすぐに慣れる。

 使っていて個人的にプラスと感じたのは、視界の中に常時入っていても、見た目がわずらわしくないことだ。Echo Showでは、画面上で表示される操作のヒントが、スマホのメール着信通知とよく似たエフェクトのせいで非常に目障りだが、本製品は写真+時計表示が基本なので、常に視界に入っていても気にならない。

Google Nest Hub Echo Show(右)との比較。画面サイズが大きい上にボディカラーが黒いこともあり、Echo Showはかなりの威圧感がある
Google Nest Hub 横から見たところ。奥行きもまったく異なる
Google Nest Hub 背面。フォトスタンドのような本製品に対し、Echo ShowはCRTディスプレイのようなルックスだ
Google Nest Hub 正面から見たところ。本製品は7型、Echo Showは10.1型ということで、画面サイズの差はかなりのものだ

価格と分かりやすさで隙のない「Google Nest Hub」

 筆者はEcho Showはいまいちなじめずリタイアしてしまったのだが、本製品は前述のヒント表示が目障りに感じないことに加えて、場所も取らず、また認識した音声をテキストで表示してくれる分かりやすさもあり、印象は極めてよい。あまり知識のない初心者であってもすぐに使えるようになるだろう。

 それでいて価格も、Echo Showの2万7980円やClova Deskの2万7540円に対し、本製品は1万5120円という戦略的な価格設定で、買い得感は非常に高い。総合的に考えると、現行の画面付きスマートスピーカーの中では、最もお勧めできるモデルと言えるだろう。

 そんな本製品のライバルとなるのは、近日発売が予定されているAmazonの小型モデル「Echo Show 5」だろう。10.1型の「Echo Show」から大幅にサイズダウンした5.5型ということで手元に置くには最適で、価格は9980円と本製品を大いに意識していることがうかがえる。こちらとの比較は、製品が発売され次第お届けしたい。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  7. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  10. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー