NECは2月25日、教育機関を対象とした学習者用端末や教育支援サービスなどの製品群の拡充を発表、販売を開始する。
GIGAスクール構想に向けた教育ICT事業の強化策で、同社の教育クラウド「OPE」のデジタル教科書への対応や教材の拡充、および文部科学省が推進する「学習eポータル」への準拠などが実施される。
これに合わせて学習用端末の拡充も実施、2021年6月から順次出荷が開始される。今回の発表では、ペン入力対応のChromebook「NEC Chromebook Y3」、Windows 10搭載の「VersaPro Eシリーズ タイプVR」などが追加。ともにWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)接続をサポートした最新構成モデルとなっている。またネットワーク機器として、同様にWi-Fi 6をサポートする無線LANアクセスポイント「UNIVERGE QX-W1120」も提供も開始される。
価格はNEC Chromebook Y3およびVersaPro Eシリーズ タイプVRがオープン、UNIVERGE QX-W1120が9万8000円だ(税別)。
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