アクロディアは、携帯電話のユーザーインタフェース(UI)に画面遷移のエフェクト効果を施すためのフレームワーク「VIVID UI Effect Framework」を開発したと発表した。
ユーザーインタフェースの画面遷移に利用するエフェクトをデザインし、それを適用するためには、スクリプトのコーディングなどの高度な知識が必要となるうえ、開発に時間もかかることから、アクロディアがフレームワークを開発。VIVID UI Effect Frameworkは、アクロディアの携帯電話向けUIプラットフォーム「VIVID UI」のオプション機能として提供するもので、開発者は標準で用意されたさまざまなエフェクトの中から任意のものを選んで組み合わせることで、携帯電話のユーザーインタフェースに複雑な画面遷移のエフェクトを容易に適用できる。
エフェクトの一部はエイチアイとヤッパが提供しており、MascotCapsuleやSpinPlusグラフィックエンジン(OpenGL/ES1.1対応)による高度な3D描画も適用できるという。
なお、VIVID UI Effect Frameworkについてアクロディアは、3月31日にNTTドコモとライセンス契約を締結している。
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