グループ名 | 2009年6月純増数 | 累計(携帯シェア) |
---|---|---|
NTTドコモ | 11万2400 2in1:−1400 |
5486万4100(50.6%) 2in1:43万9100 |
KDDI | 4万3800 | 3099万6100(28.6%) |
ソフトバンクモバイル | 11万2900 ダブルナンバー:2500 |
2095万6200(19.3%) ダブルナンバー:2万200 |
イー・モバイル | 9万1600 | 167万2300(1.5%) |
携帯総計 | 36万800 | 1億848万8700 |
電気通信事業者協会(TCA)は7月7日、2009年6月の携帯電話・PHS契約数を発表した。6月は各社から多くの夏モデルが発売されたが、携帯電話の純総数の総計は、5月の28万6300から7万4400増の36万700に留まった。
今回もトップはソフトバンクモバイルで、26カ月連続の首位を維持した。6月26日に発売された「iPhone 3GS」が好影響を与えたのは明白だろう。「番号ポータビリティや買い増しで新規契約をする方も多い」(ソフトバンクモバイル広報部)ようだ。
NTTドコモは11万2400の純増数を獲得し、ソフトバンクに500差と迫った。ドコモ広報部は「夏モデルが出そろったことに加え、解約率が過去最低水準に達したこと」が今回の結果につながったと分析している。
9万1600の純増数を獲得したイー・モバイルは、6月には新機種は発売しなかったものの、「個人と法人向け端末が堅調に推移していることと、Netbookとのセット販売も好評」(イー・モバイル広報部)であることから、好調を維持したようだ。
KDDIは5月下旬から6月にかけて夏モデルを投入したが、ドコモやソフトバンクほど数字に結びつかず、5月よりも少ない4万3800の純増に留まった。KDDI広報部は「6月は春商戦期に比べて落ち着く時期。新規獲得は難しいが、長期的な視点でこれからの動きに期待したい」とコメントした。
MNP利用状況 | 差し引き |
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NTTドコモ | −1万500 |
KDDI | −900 |
ソフトバンクモバイル | 1万1500 |
イー・モバイル | −100 |
番号ポータビリティの利用状況は、ドコモが−1万500、KDDIが−900、イー・モバイルが−100と3社が転出超過となった一方で、ソフトバンクは+1万1500の転入超過となった。純増数と同じく、こちらもiPhone 3GSの影響が大きいといえる。
2009年6月純増 | 累計 | |
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・システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 30万9700 | 5024万6100 |
NTTドコモ(PDC) | −19万7300 | 461万7900 |
au(CDMA2000 1x) | 4万9000 | 3069万6800 |
au(cdmaOne) | −5200 | 29万9300 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 24万1800 | 1945万5000 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −12万8900 | 150万1200 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 9万1600 | 167万2300 |
合計 | 36万800 | 1億848万8700 |
・プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −100 | 3万7700 |
au | −6600 | 41万7200 |
ソフトバンクモバイル | 1800 | 100万2100 |
イー・モバイル | 3300 | 3万5900 |
合計 | −1600 | 149万2900 |
・通信モジュール | ||
NTTドコモ | 4400 | 151万8100 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 1万3000 | 95万9600 |
ソフトバンクモバイル | 1万2000 | 7万100 |
合計 | 2万9300 | 254万7800 |
・IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | 3万2800 | 4859万6900 |
EZweb(KDDI) | 5万4200 | 2631万9100 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 3万1200 | 1662万2400 |
EMnet(イー・モバイル) | 300 | 5万7800 |
合計 | 11万8600 | 9159万6200 |
ウィルコム | 2009年6月純増 | 累計 |
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PHS | −2万3600 | 453万6100 |
WILLCOM CORE 3G | 1万4100 | 3万1700 |
計 | −9500 | 456万7900 |
ウィルコムは、WILLCOM CORE 3Gが1万4100の純増を記録したものの、PHSが2万3600の純減となったため、全体では9500の純減となった。同社は「WILLCOM CORE 3Gの新規獲得は堅調に推移しているが、音声セグメントでキャンペーン終了に伴う一時的な獲得鈍化の影響があった」と分析。今後は「WILLCOM CORE 3Gを販売強化することで、個人・法人の各セグメントでバランスの取れた顧客基盤の拡大を目指す」とした。
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