映画の公式サイトにユーザーが望むコンテンツは

» 2009年07月23日 18時32分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は7月22日、映画情報に関する利用実態調査の結果を発表した。同調査は7月10日から同13日まで、ファイブゲートが運営する「タダ電コム」など合計10社、携帯10サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は3103人。

 映画の公式サイトにアクセスしたことがあるかを調査したところ、「PC・携帯電話の両方」でアクセス経験があるという回答が31.3%、「PCのみ」が24.7%、「携帯電話のみ」が18.9%で、すべて合わせると全体の74.9%が映画公式サイトにアクセス経験があることが分かった。

 携帯電話で映画のオンラインチケット購入サービスを利用したことがあるかという質問については、「利用したことがある」という回答は7.1%にとどまり、「利用したことはない」が72.6%、「利用したことはないが、利用してみたいと思っている」は20.3%だった。

 携帯電話のオンラインチケットサービスを利用したことがある人に、利用した理由を聞くと、「確実に席を確保できるから」「事前にチケットを購入できるから」「映画館でチケット購入時に並ばなくてよいから」という回答が60%を超えた。これに対して利用しない理由は、「映画館で直接チケットを購入するから」が58.9%、「クレジットカード番号など個人情報を入力するのが不安だから」が32.3%、「必要項目に入力するのが煩わしいから」が27.0%など。

 映画の携帯公式サイトに対してユーザーが望むコンテンツサービスを調べると、「テーマ曲などの着うた」が59.7%、「待ち受け」が48.3%、「予告動画」が45.3%と並んだ。4位には「携帯の着せ替えツール」がランクインしているが、年代別に集計すると、20代では高いニーズがあるのに対し、30代以上ではニーズが下降する傾向が見られた。

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