韓国のSamsung Electronicsは8月31日、Samsung製スマートフォン向けアプリケーションストア「Samsung Application Store」のサービスを拡大すると発表した。9月14日スタートの予定。
Samsung Application Storeは2009年2月に英国でスタートしたが、当初はPCのWebブラウザ経由でアプリケーションを配布するサービスだった。今回、同社製端末への直接ダウンロードを可能にし、フランス、イタリアをはじめとする欧州の30カ国以上にサービス地域を拡大する。まずは同社のスマートフォン「OMNIA」および「I8910 HD」からのアクセスを可能にし、順次対応デバイスを拡大する。アプリストアを利用するには、端末にクライアントソフトをダウンロードし、インストールする必要がある。メンバー登録しなくても、無料および有料のアプリケーションを入手でき、クレジットカードまたは携帯経由の支払いが可能だ。
立ち上げ時に用意されるアプリケーションは300本以上で、2009年末までに2000本を超える見込み。タイトー、カプコン、Electronic Arts、Gameloftなどのパートナーが、ゲーム、ソーシャルネットワーキングツール、電子書籍、健康管理ツールなどを提供する。
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