8月26日から27日にかけて、「mobidec 2004」が開催された。会場では、ドコモ、au、ボーダフォンがそれぞれ自社の戦略を語ったほか、電子書籍業界の現状(8月27日の記事参照)や、テレビ局がどう携帯を活用しているか(8月27日の記事参照)が紹介されるなどした。
目に付いたのは、やはりFeliCaに関連したカンファレンスの多さ(関連記事その1、その2、その3)。ビットワレットが改めて「EdyとSuicaが共存できる」と主張するなど、関係者が注目すべきトピックも多かった。
ドコモが、2005年春の販売を目指しMotorolaからFOMA端末を調達すると発表した(8月25日の記事参照)。海外に持ち出してそのまま使える、ビジネスコンシューマー向け端末になるという。
無線LAN機能を内蔵し、一般サイトへのアクセスを可能にするWebブラウザとメールソフトが搭載される。現時点では、iモードへの対応は考えていないようだ。
海外に絡んだ端末といえば、ヨドバシカメラがGSM端末の取り扱いを開始したというニュースもあった(8月25日の記事参照)。8月中旬から、ほぼ全店舗で取り扱っているという。なお、ヨドバシカメラはポイントカードシステムのiモードFeliCa対応も進める予定(8月24日の記事参照)。
既存機種の、カラーバリエーションも発表された。ドコモは“らくらくホンIII”こと「F672i」に、「ソフトブルー」と「フレグランスピンク」の2色を追加する(8月27日の記事参照)。
ケイ・オプティコムが、PHS音声サービスの終了をアナウンスした(8月25日の記事参照)。データ通信サービス「eo64エア」はサービスを継続する。
アステルグループは既に北海道、九州地方、北陸でサービスが終了。中部、中国、四国でも、サービス廃止を前提として新規受付を停止している。
改正道路交通法などの施行期日が定められた。11月1日から、「運転中に携帯で話すと罰金」が課されるようになる(8月24日の記事参照)。
交通の危険を生じさせなかったとしても、携帯の画面を注視しただけで罰金。反則金は大型自動車が7000円、普通自動車が6000円、原動機付自転車が5000円で、違反の点数は「1点」となってる。
「A1402S」のセカンドモデルにあたる、「A1402S II」が順次発売される(8月25日の記事参照)。A1402Sは売れ行きが好調のようだが、セカンドモデルも好評となるか。
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