初めてスマートフォンを触るユーザーの使いやすさを重視した「ELUGA P P-03E」は、「docomo Palette UI」「docomo シンプルUI」「フィットホーム」と3つUI(ユーザーインタフェース)を選べる。それぞれのUIの違いを見ながら、ホーム画面などの使い勝手を紹介しよう。
docomo Palette UIのホーム画面にプリインストールされているアプリは、電話/spモードメール/ブラウザのほか、dメニューやdマーケットなどドコモのアプリが並ぶ。端末下部のメニューキーを押すと、ホーム画面の「きせかえ」ができる。
docomo シンプルUIは、ドコモが2013年夏の新端末から採用したUI。ELUGA Pの初期状態ではシンプルUIに設定されている。真ん中に時計を置き、電話/アドレス帳/メール/カメラなどよく使うアプリ9つをシンプルに配置した見た目は、これまでフィーチャーフォンを使ってきた人にも分かりやすい構造となっている。
さらに、フィットホームには「スマホモード」と「ケータイモード」の2種類がある。スマホモードではホーム画面から左右にフリックするとアプリアイコンが並ぶ別の画面に移るだけだが、ケータイモードでは右フリックでリダイヤル、左フリックで着信履歴が表示される。スマートフォンらしさを排除することで、フィーチャーフォンを使っていた人にとって、より直感的な操作が可能となった。
ケータイモードでメニューキーを押すと、「着せ替え」と「シート選択」などが表示され、ホーム画面をカスタマイズできる。着せ替えはシンプル/クール/フルーツの3つのテーマから選べる。シート選択は、カレンダーや赤外線、ドコモのサービスを集めたシートなど、用途に合わせて使いやすいホーム画面を作ることができる。
スマホモードでは、ホーム画面下の上矢印をタップすると、片手で操作しやすい位置にアプリの一覧が表示される。左右のフリック動作もきびきびとしており、多くのアプリを使うユーザーにとっては最も使い勝手の良いUIであるように感じた。タッチアシスト機能にも対応し、アプリの上に指をかざすとそのアプリの説明文が表示される。
フィットホームでメニューキーを押すと、「ホーム設定(表示)」から「カラーテーマ」「壁紙」「レイアウト」「エフェクト」を変更できる。メニュー画面のカラーやアプリの配列数など、自分好みのデザインに画面をカスタマイズできる。
全UI共通の操作として、ホームキーを2度押すと、「アプリ一括終了」「ウィンドウPLUS」「アプリの切替」が画面下部に表示される。簡単な操作でアプリを一括で終了させてメモリ消費量を減らしたり、ブラウザやYouTubeなどを画面下半分に開いて2画面で操作したりできる。
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