おサイフケータイとは何が違う? どうやってチャージをする?――au WALLET:au WALLETの“ここ”が知りたい 第1回

» 2014年06月08日 00時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 KDDIが5月21日から提供している新しい電子マネーサービス「au WALLET」。「グッバイ・おサイフ」「すんごい貯まる すんごい使える電子マネー」というキャッチフレーズが印象的で、所ジョージさんが出演するCMを目にした人も多いだろう。数々のキャンペーンも功を奏してか、申込件数は5月8日の先行申込みから22日後の30日に100万を突破した。

 すでにカードも届き始めて実際にau WALLETで買い物をしている人もいると思うが、あらためて、au WALLETの基本事項をおさらいした。

質問:そもそもau WALLETとは?

 KDDIが提供する、プリペイド型の電子マネーサービス。利用者にはクレジットカードと同じ形状の「au WALLET カード」が発行され、世界約3180万のMasterCard加盟店で買い物ができる。

photo 「au WALLET カード」。クレジットカードと同様にカード番号が発行されるが、番号部分の凹凸はない

質問:クレジットカードとの違いは?

 au WALLET カードとクレジットカードとは似て非なるもの。au WALLETは、あらかじめカードに電子マネーをチャージ(入金)するプリペイド型なのが違いだ。発行手数料、年会費、審査が不要なのもクレジットカードにはない利点だ。auユーザーなら誰でもau WALLETカードを持てる。

質問:おサイフケータイとの違いは?

photo クレジットカードと同様に、磁気ストライプをスキャンして決済を行う

 「楽天Edy」「モバイルSuica」「nanacoモバイル」といった“おサイフケータイ”のサービスを利用できる携帯電話には、非接触型ICチップ(FeliCaチップ)が搭載されており、ユーザーが携帯電話を店舗のリーダーライターにかざして決済する。対して、au WALLETはクレジットカードと同様に磁気ストライプがあり、クレジットカードリーダーで磁気ストライプをスキャンして決済をする。

 電子マネーをチャージできるのはどちらも同じだが、携帯電話の中(FeliCaチップ)にチャージができるおサイフケータイに対し、au WALLETでチャージした電子マネーはサーバに保存される(おサイフケータイでも、端末に保存された電子マネーの情報をサーバで管理できるサービスはある)。Suicaや楽天Edyのカード型電子マネーのように、カード自体に電子マネーが保存されるわけではない。

 なお、au WALLETはFeliCaと互換性のある「NFC」の非接触ICチップを内蔵しているが、現時点では決済には利用されず、auショップのキャンペーンで設置する「au WALLET ウェルカムガチャ」の認証に使われる。

質問:どうやって申し込むの?

 auショップ・PiPitほか、au取扱店や、auのWebサイトから申し込める。本来なら申し込み後、1週間ほどでカードが到着するとされているが、現在は申し込みが殺到しているため、時間がかかっている状況だ。カード到着の目安は以下のとおり。

  • 5月25日まで申込分→6月19日ごろまでに到着
  • 5月31日まで申込分→6月29日ごろまでに到着
  • 6月申込分→申込みから約1カ月〜40日後に到着

 今申し込むと、カード到着までは1カ月以上かかるので、気長に待ちたい。

質問:ドコモやソフトバンクユーザーでも利用できる?

 au WALLETを利用できるのは個人契約をしているauユーザーのみで、他キャリアのユーザーは利用できない。auの法人契約者や、auのMVNOサービス「mineo」の契約者も利用できない。ちなみに、au携帯電話以外にも、固定通信サービス「auひかり」と「auひかり ちゅら」の契約者もau WALLETを利用できる。

 なお、au WALLET カードの申し込みと利用にはau IDの設定が必要になる。

質問:どうやってチャージをする?

 au WALLETカードへのチャージは、auかんたん決済、じぶん銀行、クレジットカード、auショップから行う。auショップでは現金でチャージをする形だが、そのほかはau WALLETのサイトや、AndroidとiOS向けアプリを使ってチャージをする。

photo au WALLETのWebサイト

 アプリでは残高やポイントを確認できるほか、チャージ額が一定数を下回ったときに自動でチャージしてくれる「オートチャージ」にも対応している。Androidアプリならウィジェットから残高確認ができるが、サーバとの通信が必要なので、おサイフケータイのウィジェットよりも若干時間がかかる。iOS向けアプリはApp Storeから、Android向けアプリはau Marketからダウンロードできる。

photophoto こちらはiPhone向けのau WALLETアプリ。アプリトップには残高が表示される(写真=左)。WALLETポイント、じぶん銀行、クレジットカードなどからチャージができる(写真=右)
photophoto Androidアプリならウィジェットも利用可能だ

質問:チャージの上限額は?

 1回のチャージ上限は、auかんたん決済の場合は2万円、じぶん銀行、クレジットカード、auショップの場合は2万5000円で、チャージできる上限額は10万円。つまりau WALLETでは10万円を超える買い物はできない。

 次回はau WALLETの目玉ともいえるポイントサービスやキャンペーンを紹介する。

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