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» 2013年11月28日 14時31分 UPDATE

「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」の“ここ”が知りたい 第1回:本当に“3日”持つ? スタミナが自慢のIGZOスマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」を使ってみた (1/2)

ドコモの2013-2014年冬春モデルで最も高いスタミナを誇るというシャープ製スマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」に機種変更した筆者。Web閲覧やSNS、ゲームアプリなど一通り使ってみたが、その実力やいかに。

[村上万純,ITmedia]
photo 「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」

 スマートフォンを使う上で最も気になる要素の1つに、「バッテリー持ち」がある。シャープ製の「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」は、3000mAhのバッテリーと省電力設計のIGZO液晶を採用した長時間駆動がウリのドコモスマートフォン。SH-01Fでは「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」や「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」など従来機のIGZOから省エネ性能が約20%アップし、高精細な表示と消費電力の抑制を両立させた。

 シャープが「充電を気にせず3日使える」とうたうスタミナスマホを実際に使用し、本当に3日動くのか試してみた。ちなみに、今回が約2年ぶりとなる機種変更だったが、以前のAndroidスマートフォンではモバイルバッテリーが手放せず、バッテリーが1日持たないことも。そういった状況はどれだけ改善されるのだろうか。

 今回のバッテリー残量の確認には「Battery Mix」アプリを使用した。“普段使い”を重視したので、「LINE」や「Facebook」「乗換案内」などこれまで使用していた約10のアプリをインストールした状態で計測した。端末は機種変更した日から約1週間で、ほぼ新品の状態。なお、環境によってバッテリー消費量は変わってくるので、数値はあくまで参考の目安にしてほしい。

 そのほかの細かな条件は以下の通り。基本的に設定は初期状態のままにしている。

  • 満充電の状態で計測開始
  • Googleアカウントの同期はオンに
  • Wi-Fi、GPS、Bluetoothはオフに
  • アラームを鳴らすとき以外はマナーモードをオンに
  • 「エコ技」設定は購入時の状態で、「ecoレベル」がMaxの状態
  • ディスプレイは、輝度の自動調整をオンに
  • その他の設定は全て購入時の状態

日曜朝に計測開始 第一印象は「なかなか減らないバッテリー」

 バッテリーを満充電の状態にし、11月17日日曜日の9時30分から計測を開始。11月20日の9時30分まで動けば3日持つということになる。休日と平日ではスマートフォンを触れる時間も異なる。まずは、よりバッテリー消費が多そうな休日の結果を見てみよう。17日は一日中都内を出歩いていたので、常に異なる電波環境にあった。また、「Chrome」合計で40分、FacebookやTwitter、LINEなどのSNSアプリを計30分、ゲームアプリを20分ほど利用した。12時間後の21時30分の段階でバッテリー残量は62%。

photophotophoto 11月17日の9時30分から計測開始(写真=左)。12時間後の21時30分にはバッテリー残量は62%だった(写真=中)。休日だったので、バッテリーの減りも平日より早い印象だ(写真=右)
photo バッテリー温度分布

 機種変更前の端末であれば、Webブラウザを約30分も利用すれば半日でバッテリーがなくなっていたため、ほかの機能は極力使わないようにしていた。だが、SH-01Fではあらゆるアプリケーションを気兼ねなく使うことができた。バッテリー消費が激しいゲームアプリとあわせて使用しても、まだ6割残っている。グラフでバッテリーの減り方を見ても、ゲームアプリやSNSなど消費の激しいものを利用しているとき以外は、緩やかなカーブを描いている。だが、このままだと2.5日しかもたない計算だ。翌日は平日でスマートフォンの利用時間が減少すると考えられるが、どうなるだろうか。ちなみに、Battery Mix に表示される、この日の端末の平均温度は26.2度だった。

就寝中は8%のバッテリー減 これは3日イケるか?

 計測開始から24時間後の18日9時30分時点でバッテリー残量は48%。端末を放置していた0時〜8時までの間は、8%のバッテリー減だった。バックグラウンドでアプリが動作するスマートフォンでは、スリープ状態で放置していてもバッテリーが減っていく。IGZOディスプレイや省エネ機能を備えるSH-01Fも例外ではない。「設定」→「省エネ&バッテリー」→「電池」からバッテリーの利用状況を確認できるが、使用から1日と8時間16分45秒時点でバッテリー残量は41%。消費の内訳はディスプレイが最も高い。ChromeでのWeb閲覧やFacebookアプリの割合も高かった。

photophotophoto 18日9時30分時点で残量は48%(写真=左)。バッテリーの利用状況(写真=中)。平日はスマートフォンに触る時間も限られるので、減り方もなだらか(写真=右)

 平日の18日はグラフの曲線もなだらかだ。通勤・退勤時および帰宅後に約40分Webブラウザ(Chrome)やSNSを利用したほか、ゲームアプリを約15分使用した。また、端末内の画像をPCに転送する関係で、約1分間Micro USBケーブルで充電している状態になった。計測開始から36時間後の18日21時30時点での残量は36%。休日は日中のバッテリーの減りが38%減だったが、平日は12%減と大きく差が出た。休日と同じ使い方をしていると3日は持ちそうにない。

 翌19日の9時30分時点の残量は24%。あと24時間持てばちょうど3日だが、さすがに1時間に1%減のペースは厳しいだろう。19日はほぼ18日と同じ利用時間で、グラフの形状も似ている。計測開始から60時間後の21時30分時点での残量は10%。そろそろ終わりが見えてきた。あとは翌20日の9時30分にまだSH-01Fが動いているかどうかだ。Battery Mixで確認すると、バッテリー残量は20日5時56分時点でゼロになった。9時30分までは約3時間30分。計68.5時間の“約3日”持ったという結果となった。

photophotophoto 19日9時30分時点での残量は24%(写真=左)。やはり平日はバッテリー消費のグラフはゆるやかなカーブを描く(写真=中)。20日5時56分にバッテリー残量はゼロになった(写真=右)
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