中国の新興企業、OnePlusは4月23日(現地時間)、AndroidベースのオープンソースOS(ファームウェアディストリビューション)「CyanogenMod」搭載のスマートフォン「OnePlus One」を発表した。
CPUは米QualcommのSnapdragon 801(2.5GHzクアッドコア)でRAMは3Gバイトとハイスペックで、“妥協のないフラッグシップキラー”と謳っている。
OSの「CyanogenMod 11S」はAndroid 4.4(コードネーム:KitKat)ベースで、米CyanogenModと協力して開発したという。
ディスプレイは5.5インチ(1080×1920、401ppi)、メインカメラは1300万画素、f/2.0でソニーのCMOSセンサーExmorを搭載する。フロントカメラは500万画素。底面にステレオスピーカーが配置されている。3100mAhのバッテリーは脱着可能だ。LTEにも対応する。
サイズは152.9×75.9×8.9ミリだが、背面が緩やかにカーブしており、最も薄い部分は4.6ミリ。重さは162グラム。色は黒と白の2色。バックカバーは交換可能で、竹、ケブラー繊維、デニム製などのカバーが用意されている。
価格は、16Gバイトモデルが299ドル、32Gバイトモデルが349ドル。16Gバイトモデルは米Googleの「Nexus 5」より50ドル安い。
米、英、加、香港、台湾などで発売するが、まずは招待制になっている。
OnePlusは、中国Oppo(広東欧珀移動通信)の元幹部、ピーター・ラウ氏が昨年12月に立ち上げた新興企業。ラウ氏はOppoでCyanogenMod搭載版「Oppo N1」を手掛けていたが、“究極のスマートフォン”の開発のためにOnePlusを立ち上げたという。
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