米Verizon、京セラの頑丈なスマートフォン「Brigadier」を発表

» 2014年08月11日 19時13分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 京セラの米国法人であるKyocera Communicationsは2014年8月7日(現地時間)、米Verizon Wireless向けスマートフォン「Brigadier」を発表した。Verizon WirelessのWebサイト、あるいは店舗で購入できる。価格は新規2年契約で99.99ドル(50ドルの割引サービス適用後)。

Photo 「Brigadier」

 Brigadierの最大の特徴は衝撃に対する強さ。例えば、タッチパネルを保護する高品質サファイアガラス「Sapphire Shield」。無機質の中ではダイアモンドに次ぐ硬度を誇るサファイアで作った頑丈なガラスだ。

 落下、振動、過酷な温度環境などに耐える設計としており、米国防総省の調達規格(MIL-STD-810G)に準拠しているほどだ。また、防水防塵規格「IP68」にも準拠している。例えば水深1.8メートルの深さに30分間浸しても耐えるという。

 荒い扱いにも強い。手袋を着用した手、濡れた手でもタッチパネルの操作を可能にする「Glove and Wet Touchscreen Operation」技術を搭載している。また、大きく、コントラストを効かせたアイコンを表示し、手袋を装着した状態でも目的のアイコンを確実に捉えることを可能にするユーザーインタフェース「Dura Gridウィジェット」も特徴の1つだ。

 液晶パネルは4.5型HD(1280×720ピクセル)のIPS液晶。OSはAndroid 4.4で、Verizon Wirelessの最新ネットワーク「XLTE」を利用可能だ。プロセッサはクアッドコアのQualcomm Snapdragon 400 MSM8928(1.4GHz駆動、プロセッサコアはARM Cortex-A7)。メモリ容量は2Gバイトで、内蔵フラッシュメモリの容量は16Gバイト。microSDHCスロットを搭載しており、最大で32GバイトのmicroSDHCカードを使える。

 無線LANは802.11a/b/g/n/acに対応し、スマートフォンの画面をテレビに映すMiracastに対応する。Bluetooth 4.0+LE/EDRやNFCといった近接無線接続技術にも対応する。カメラの画素数は背面が800万画素、前面が200万画素。

 電源はリチウムイオン充電池。ただし、この充電池は取り外しや交換はできない。蓄電容量は3100ミリアンペア時。待ち受け時間は最大で365時間で、通話時間は最大で連続20時間。

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