NTTドコモ、KDDIと傘下のワイヤ・アンド・ワイヤレス、ソフトバンクモバイルのキャリア各社は、広島市で起きた土砂災害の被災者と救援活動の従事者を支援するため、市内の避難所などに公衆無線LAN(Wi-Fi)スポットを設置した。
ドコモは24日時点で、次の12カ所に臨時の「docomo Wi-Fi」スポットを設置している。
docomo Wi-Fiはドコモユーザー向けの公衆Wi-Fiサービスで、利用には事前の申し込みが必要になる。
また上記を含む16カ所の避難所にマルチチャージャー15台、充電器228台、携帯電話62台を貸し出しているほか、自治体や公共機関などにも衛星携帯電話10台、携帯電話135台、タブレット端末25台、データ通信端末4台、ルータ15台を提供している。
KDDIは26日、以下の7カ所に「au Wi-Fi SPOT」を設置した。
auのスマートフォンおよびタブレットでパケット定額プランなどに加入している場合は、ほかのau Wi-Fi SPOTと同様に無料で利用できる。またau以外のユーザーでも、SSID「Wi2」で無料のWi-Fiサービスを提供する。
ソフトバンクモバイルは26日、以下の10カ所に「ソフトバンクWi-Fiスポット」Wi-Fiスポットを設置した。
ソフトバンクも、同社のスマートフォンやタブレットでパケット定額サービスに加入している場合は無料で利用できる。またソフトバンク以外のユーザーでも、SSID「SB_FREE」にWi-Fi接続することで無料のネット接続が利用できる。
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