NTTドコモのMVNOが次々と登場するなか、唯一auのMVNOであり、自社のIP電話サービス「LaLa Call」をセットにしたプランを提供している「mineo(マイネオ)」について、ユーザーのタイプ別オススメプランをご紹介します。
※「mineo」での「LaLa Call」利用時は、月額基本料金が無料です。
基本プランはこのようになっています。
SIMの種類 | 容量コース | 月額料金 |
---|---|---|
シングルタイプ | 1GB | 1,058円 |
2GB | 1,706円 | |
3GB | 2,516円 | |
デュアルタイプ | 1GB | 1,717円 |
2GB | 2,365円 | |
3GB | 3,175円 | |
※高速データ通信の容量を使い果たすと最大速度は200kbpsに制限 |
mineoではデータ通信専用のシングルタイプと、090などの番号で始まる音声通話とデータ通信に対応したデュアルタイプがあります。もちろん、MNP(乗り換え)にも対応。
両タイプともデータ通信はauの4G LTEサービスエリアでのみ使用でき、デュアルタイプの音声通話は3Gサービスエリアで利用可能。データ通信が4G LTEのみというのは不安を感じるかもしれませんが、auの4G LTEは実人口カバー率99%と広いため、そう心配することはなさそうです。
2014年8月5日から新たに2GBと3GBのプランが加わり、WiMAX 2+とキャリアアグリゲーションにも対応しました。
パケットチャージによる高速通信容量の追加が可能で、100MBあたりの料金は162円となっています。
逆に、高速通信の容量が余ってしまったとしても、当月分の容量は翌月へ繰り越すことができ無駄なく使えます。無料オプションとしてパケットシェアを選ぶと、グループ内で高速通信容量を分け合うこともできますので、複数端末を持っている場合や家族でmineoを使う場合には便利です。
利用状況に応じたタイプ別オススメのプランは以下の通りです。
(1)安さ重視タイプ
シングルタイプの1GBは月額1,058円と一番安い料金。メールのチェックやときどきSNSを見たりするくらいなら十分でしょう。頻繁に動画を見るのには向いていませんが、とにかく安く利用するにはこのプランです。
(2)Wi-Fiの利用が多いタイプ
自宅やカフェなどWi-Fiを使える場所にいることが多いのであれば、容量の大きなプランを選ぶ必要はありません。シングルタイプの1GBで事足りると思います。ただし、mineoはauのMVNOサービスには違いありませんが、カフェなどのau Wi-Fiを利用できませんので注意しましょう。
(3)Wi-Fiはほぼ利用しないタイプ
ほとんどの機会にデータ通信を利用するというのであれば、シングルタイプの2GBもしくは3GBがオススメです。2GBの月額料金は1,706円、3GBでも2,516円ですし、auのパケット定額料金と比べたらはるかに安く、余った分は翌月に繰り越せますから多めの容量を選んでもいいかもしれませんね。
(4)制限なしに使いたいタイプ
ガッツリ使いたい場合はシングルタイプの3GB、一択でしょう。もし足りなくなったら、パケットチャージを利用して高速通信容量を追加する方法もあります。料金は100MBあたり162円。1GBでは1,620円ほどの追加料金がかかります。
このようにmineoはとてもシンプルでわかりやすい料金体系が魅力です。au回線を使った唯一の格安SIMであるmineoは、auスマホを持っているユーザーにとって注目の1サービスだと言えますね。
ただし、高速通信のON・OFFを切り替えや残量を確認する公式アプリがありません。「OCNモバイルONE」や「IIJmio」のようにmineoの公式アプリが欲しいところです。
とはいえ、プラン自体はとても魅力的なので、自分に合うプランを利用しながら、サービスのさらなる向上に期待したいですね!
※文中料金は全て税込
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